恐るべし輩 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

今回は思いっきり私見があります。
注意して読んで下さい。

 

今回もぎっくり腰前の企画。
北九州市立美術館別館で、
これが行われていました。
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別にポーランドといえば、連帯か、
騎馬隊ぐらいしか思いつかないのですが。
レンブラントが来てます。
レンブラントは何があろうとも見なくてはいけない画家です。
以前、熊本に居た時レンブラントが来る!
と聞いて行きましたが、
言ってみるとレンブラントはみんなエッチング(銅版画)で、
その時は美術館ひっくり返そうと思いましたよ。
あれは本当に頭に来た!
なけ無しの金はたいて行ったのに!

 

 

 

後あげるなら、ゴヤ、エル・グレコ、
ベラスケスは絶対に見に行かなくてはいけません。
絶対にです。

 

 

 

印象派は別に見に行かなくていいですよ。
同じ時期に別館ではなく本館で、
モネの展覧会が有りましたが、
全然食指が動きません。
理由は、余り上手くないから・・・。
印象派の絵は上手くないんですよ。
正直ちゃんと勉強した人が書いてる絵じゃ有りませんし。
(勿論ちゃんと勉強した人も居ますが)
第一デッサンが狂ってる・・・。
効果とか以前におかしい場合が多々・・・。

 

 

とか言っても印象派って人気ありますよね。
まあそれは投機の対象としてでも有り、
真の芸術的価値からは離れた評価です。
上記の見に行くべき画家さん達は
まあ市場に出る事は無いですからね。
睡蓮ばっかり見てもしょうがないでしょう。

 

 

 

で、行きましたら運が最高に悪い事に。
なにやらオバ様達の一群と見る事に。
以前の中国文明展と一緒でおっそろしく怖い解説付き。

 

 

 

それを一つ二つ。
まずは、何処かの公爵と公爵夫人絵を見て
「あ、この絵は有名!」と言います。
それを聞いてお仲間さんも、
「ほんと、これは有名ね」と相槌を打ちます。

 

 

まあ、多分ルイ14世、
マリー・アントワネットの肖像画
(この時点で時代のズレがある・・・)と勘違いしてますね。
確かに、ひょっとしたら万が一ポーランドの
教科書には載っているかもしれませんが、

 

 

絶対有名じゃ
ねぇよ!!
正直笑いをこらえるのに苦労しました。

 

 

 

もう一つは、上記のチケットのレンブラントの絵は
騙し絵的な効果が有ります。
手が額縁から出ている所ですね。
さて、もう一つレンブラントの絵があります。
それははっきり言って騙し絵では有りません。
普通の肖像画でした。

 

 

 

しかし、その絵を見てオバ様方が一言、
「こちらは、どんな騙し絵かしら??」と言います。
そうしたら、一人のお方が、
「あたし、解った!!」と言います。

 

 

え???解ったの????

そして、おば様が説明しますが、
だったら、そこらじゅうの絵はみんな騙し絵だよ!!
と、突っ込みたくなる事を言います。

 

 

 

まあ、性格悪いですが。
一人でゆっくり見たい自分にとっては地獄ですよ。
正直、余りにうるさくても、
こう数が多ければ学芸員も注意しません。
どうすればいいんでしょうね全く。

 

 

 

 

とまあそんな感じの展覧会でした。
レンブラントは間違いなく最高でしたよ。

 

 

 

 

来年の九州国立博物館のゴッホ展。
これは絶対行きません。
だって、下手だから・・・・。
と、個人では思ってます。

 

 

 

あくまでも個人的な
好みですんで。

 

 

 

ついでに、昔集めた永谷園の世界の名画。
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これも大学時代の不摂生の賜物です。