エキサイトマッチ 20 生ける伝説を見た! | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

どうも、エンジェルズ様にお渡しする駄菓子を、
事故で踏んでしまって、粉々にしてしまい。
しょうがなく食べているバードです。
三つ買って、一つ粉々では一人に申し訳ない。
よって、三つとも食べる事にしました。
この理路整然さ。
算数の公式のようです。
数学では有りません、算数です。
これが実力(じつりき)です。

では、多分皆さん見ただろうと見切り発車のビックマッチ!
フィリピンの英雄!マニー・パッキャオ
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           VS

プエルトリコの英雄!ミゲール・コット
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今年一番のビックマッチでしょう。
今年前半に誰の試合が有ったかもう忘れていますが。

一応、有識者には戦前予想を言っていました。
パッキャオの左ストレートは当たる!
言っておいて良かった~~~。

1R&2Rは、コットのプレッシャーを感じます。
さすがコット。パッキャオの思い通りにはさせない。
と、ナチュラルウェルターの体力体圧は凄い。
これはパッキャオ苦戦するだろうな・・・。
と、思っていましたが。
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3Rで、コットが打っていて少々バランスが悪くなった所に、
パッキャオの右フックが当たり、
コットがダウン!
でも、ダメージはさほど無し。

4Rはコットもポイントを取り返さなければなりません。
攻勢気味に出てきます。打ち合います。
そこで、パッキャオの左アッパーがヒット!!
コットがダウン。これは完全に効きます。
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その後ずっとはコットは回復の為にラウンドを使うような物。
サウスポーにスイッチしたり、フットワークを使ったり、
左ジャブを出したり。
しかし、パッキャオは許しません。
サウスポーの定石、右に廻りながらジャブを突き、
左ストレートを出す。
ラウンドの後半では必ず攻勢をかけます。
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こうなると、もういつパッキャオが倒すのかの問題の様に。
でも、コットもそれだけは避けたい。
意地でフットワーク、ディフェンスを駆使して何とか体制を戻そうとします。
しかし、12Rとうとう捕まりレフリィーストップ!!
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誰が何と言おうと彼は生きる伝説です。
フェリックス・トリニダートがデラホーヤに勝利してから。
勝ち続け、ホプキンスに負けるまでの伝説を見て以来の感動を味わっています。
まだ、勝ち続けています。
最終決戦と思われるあの人にあたるまで。


パッキャオの最大の武器は自分が思うに、
左ストレートでもなく、スピードでもなく、
進化した右の使い方でもなく。
ハートの強さです。
相手のパンチの当たる所でも、
自分の強打を持っていける距離まで飛び込める勇気。
確かに、それを避ける自信や
それを裏付けるディフェンスの練習をしているでしょう。
でも、実際の試合では勝つ為に安全運転に終始する選手も多くいます。
(先週の試合がそうでした)
パッキャオにはそれが無い、
彼の試合にハズレが無いと言う理由だと思います。

彼はもう証明する事が少なくなってきた気がします。
やっぱり次はあの男でしょうね。
殆どの人が踏み込めなかった、あの男の間合いに。
パッキャオなら入って行けるのではと思いました。

良い試合を見せてもらいました。
最後に、この頃俳優香川照之さんが出ないのは、
本業が忙しいからだろうな。