昼間自宅の電話にかかってきました。
母親が取りました。
弟の名前を名乗る男から。
風邪をひいて、今度家に帰ると言っている。
なら、風邪薬用意しなくちゃいけんね。とか母親は言っている。
電話口を聞いているだけで何かおかしい。
側に行って、変わってくれと言う。
「どうしたんか?」と訊くと。
「風邪引いた」と言ってるが、何か歯切れが悪い。
確かに風邪ひいた声みたいにしわがれているが。
弟の声とは違う。
「何で帰るんか?」と、自分が訊くと。
「風邪ひいたから」と、答える。
「ちがうわ、(交通手段よ)飛行機か?新幹線か?
いつ帰ってくるんか、何日の何時か!」
「それは、解らない」物凄く歯切れが悪くなるが
風邪をひいた演技は忘れていない。
「解らないって、どう言う事や
帰ってくるんじゃねえのか?」畳み掛けます。
「解ったら電話する」と最後の一言がコレ。
「おう、解ったら電話しろ」
で、切りました。
当然その後はかかってきません。
母が弟の携帯にかけると、元気でした。
とうとう我が家にも振り込め詐欺から電話がかかってきました。
これで、文明人の仲間入りかな?
自分も、何故弟の名前を知っていて、
我が家の電話番号を知っている?
と言う事で数パターン推理してみましたが。
思い当たる節が何個か……。
全く、世の中おかしくなってきたものです。
まあ、皆様も気をつけて下さい。
世の中には2タイプの人がいます。
騙す人と、騙される人。
そして、大概の人は自分は騙す方だと思っていますが。
実は騙されている方なのです。
「疑って、信じない」これ自分のモットー。