エキサイトマッチ12 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

いやあ、驚きました。
戦前立てた予想とは違っていました。
とてもいい意味で、外れました。

アンダーカードの謎の試合はここでは省略。
不思議な二試合でした。

で、ディアスVSパッキャオ。
戦前の自分の予想では、パッキャオの手数多数の判定勝ち。
いつも通りの出入りの激しいボクシングで。
ディアスの体格的有利な前進プレッシャーを捌くでした。
リングで並ぶと、あれパッキャオの方が背が高い?

始まると1&2Rは、パッキャオのアッパーが決まる。
それも、ステップを使いながらディアスのグローブの開いている位置に移動し
右、左のアッパーを入れる。
ここらで、あれ?何か違うぞ???
ワン・ツーじゃないぞ?と思い出しました。
ボディーブローも打ってる。
対してディアスは、前進して打つのですが。
打ってる時にはもうパッキャオがそこに居ない。
フットワークで避けられている。
見事なアウトボクシング。

3Rあたりから又変ります。
パッキャオが右フックを入れだす。
飛び込みざまの右フック。これが鋭い!
全盛期のトリニダードを思い出しました。
ディアスも打ちに前進してくるので、カウンターになってる。
イメージ 1


これからはもう一方的、ディアスはカットしますし。
相変わらずパッキャオには当らない。
いよいよジリ貧になった時に最後の賭けに出ますが、
残念ながら、力及ばす。前ののめりのダウンでTKO。

今回はまさにパッキャオショー。
これ程差が出るとは、本当に見事でした。
フレディ・ローチの作戦を考え、それを実行させる手腕。
作戦通り実行するパッキャオ。
効いたパンチは無かったと言える程のディフェンス。
見事なチームワークです。
ちょっと、勝てる相手はそうは居ないんじゃないですか?
それほど完璧な内容でした。

パッキャオに勝てるのは、エドウィン・バレロみたいなファイターか?
バレロは結構テクニシャンな所も有ると言われいますが。
野性味溢れるラッシュときっついパンチで打ち崩す、
くらいやらないと倒せないと思う。テクニック封印!
本当にやるとしたら、凄い見ものだ。

後は、番組最後に暗くなってカメラが引きになる時、
小堀選手が深々と頭を下げていた。
あ~~、イイ人なんだな~と思いました。
もしくはジョーさんのジョークにやられたかだ。