そんな言葉で表現するのなんてまだ全然可愛いと思うくらいの体験をした。
昨年の話です。
共通の趣味で知り合った長年仲良くしてくれていたAさんという人から、突然高圧的な態度を取られ、私の行動を支配するかのような発言をされた。
私はただ、その趣味に関する事で疑問があったので、その道のプロと言っても過言ではない程詳しかったAさんに質問しただけ。
他にも同じ趣味繋がりの人は何人かいたけれど、中でも一番色々とよく知っているAさんに聞けば的確な答えをくれると思ったから。
一応質問には答えてくれはしたのだけれど、何故か突然、
「パッチさんの言動はいつも危なっかしいので、もうネット上でその趣味に関する発言をする事は一切NGです。約束するように」
と言う内容の事を言われた。
一体何様のつもりでそんな事を言っているのか…
確かにAさんはその趣味の世界では、結構名前が知られていて顔が広い。
重鎮のような人物である事は私も以前から知っていた。
でも、だからといって人を支配するような言動をしていいわけではない。
私も自分の性格上、明らかに間違っていると思う事に対しては見過ごす事が出来ないので、そこで反論し、それ以降どんどん相手の様子がおかしくなっていった。
議論する事それ自体は構わないのだけれど、
Aさんの言う事はどれも滅茶苦茶で、矛盾だらけで話にならない感じだった。
話していくうちに、自分が不利になると論点がどんどんずらされていき、
何でそこについて言い合わなきゃならないの?そこじゃないよね?という状況が何度も生まれた。
その事についてや、矛盾している部分について説明を求めても、そこについては一切無視。
自身が有利になる主張しかせず、こちらの言葉には耳を傾けてくれる様子が見られなかった。
段々と私に対する侮辱行為も始まって行った。
Aさんの間違った態度を正そうとする私に対し「正義の味方だね」と言ったり、「ずっと変わった人だなと思っていた」と言われたり、不思議ちゃん扱いされたり…
もう小学生の会話を聞いているかのようだった。
自分のしている事を棚に上げ「私に対する誹謗中傷だ!」「トラウマになった」等とも言っていた。
Aさんは、自分のしてきた事を何一つ振り返ろうとする姿勢が一切見られなかった。本当に、一切。当たり前に全て自分が正しいと思っている様子だった。
そのような事を言う前にまず自分の行いを振り返って下さい、と伝えても、やはり無視。
「私に復讐しようとしているのだろう」と恐ろしい事も言われた。
誠意を持って行われるやりとりだったら、普通は会話の中で「復讐」なんて言葉を使ったりしないと思う。私に対する強い憎しみが表れている事を感じた。
勿論の事、私の中には復讐をしようなんてつもりがあったはずもなく。
そんな物騒な言葉を使わないで下さい、とこちらが言うと、
「ネットばかりやっているから、ネット上で使われるような受け取り方をして物騒だと感じるんだろう。私は国語辞典に載っている意味合いとして使っている。国語辞典を見ろ」
という事を言われた。
もう、本当に破茶滅茶過ぎて話にならなかった。
自分がおかしな事を言っているとは微塵も思っていない様子だった。
挙げ句、私の普段の生活スタイルや、育児の仕方にまでも口出しをされ始めた。
私が1日の家事育児を終えて深夜に夜活をするスタイルが何故か気に食わなかったらしい。夜は寝ろと、何度も言われた。そこは個人の自由ではないんだろうか。
自身が過去に経験した育児の、朝起きてから夜寝るまでの全ての出来事を事細かに羅列した超長文が送られてきた事もあって、さすがに異常だと感じた。
なぜそこまでして私に育児のあり方を押し付けるのかわからない。
そもそも、何故そんな話をAさんとしなければならないのか自体が謎だった。そんな話ではなかったはずなのに。
とにかく私を何かしらで責めたい、そんな思いがじわじわと溢れ出ているのを感じた。
Aさんとのやりとりの中で私側が誤解していた部分も少しあり、そういった所については私は素直に謝罪をした。
そのたびAさんからは「謝罪を受け入れましょう」と、常に上から目線で返答された。
Aさんは、2〜3ヶ月間にも渡るやりとりの中で、謝罪の言葉を一切言わなかった。
言っても「ごめんなさいね〜鈍感でした〜!」みたいなふざけた感じで、心からの謝罪では全くなかった。
一度だけ、謝りたいと言われ「ごめんなさい」と言われた事はあったのだけれど、何に対してのごめんなのかがわからずただ台本を棒読みしているかのような心のない謝罪の仕方だったので、受け入れられなかった。
素直にそう伝えるとまた、逆上された。
冷静に説明しようと言う姿勢もなく、その時点で、心のないものだった事は明らかだった。
何より、自分の非を認めようとする姿勢が1ミリもなかった事が残念でならなかった。
Aさんは私よりもだいぶ年上。長年の付き合いの中で、そのような人だとは全然思わなかった。
ここまで自分の言い分だけを主張し、人の話には全く耳を傾けない大人もいるのかと思った。
年下の私に色々と言われた事が気に入らなかったのかもしれない。
「年上を敬おうと言う気持ちはないのか」
というような発言もあったので、やはりそれは事実なんだと思う。
でも、私は悪い部分を指摘したり間違った事を正そうとする行為に、年上も年下も関係ないと思っている。
最初の方にもあったとおり、Aさんから私のネット上での発言に問題があると言われた事、
そして、私が昨年していた特定の複数の発言に対して大きな怒りを買った様子だったので(勿論、常識の範囲内での発言しかしておらずAさんや周囲に迷惑をかけるような事などは一切言っていないのだけれど)
直接的に関係がないもの・やりとりが済んでからのものを除いて、私は昨年のTwitter上での自分のツイートを全消去した。
圧力もあったけど、消去しなければまたいずれ攻撃されるのだろうとも思った。
その時に感じていた気持ちだったり思い出などを、Aさんの為に消去しなければならないのは不本意だったけれど、もう仕方ない事と思っている。
Aさんとの当時のやりとりは、埒があかない状況がずっと続いていたので、
「私はもうAさんに対して何も思っていないので安心して下さい。もうどんなに話しても意味がないのでこれで終わりにしましょう、返信されてももう見る事はないので送らないで下さい」
と伝えて最後のメッセージを送った。
それなのに、やはり納得がいかないのかAさんは返信を送ってきていたようだった。
そのメッセージは、宣言どおり私はいまだに見ていない。
意味のないやりとりが一生続くだけなのが目に見えているので…
散々続いた堂々巡りでAさんもそうとわかっているはずなのに、自分が何か言わずには終われない人なんだな、結局やっぱり自分の事だけなんだな、と思った。
これらのやりとり、Aさんから受けた数々の言葉が私の中で大きなトラウマとなり、昨年一時期私は心身共に不調をきたすようになっていた。
Aさんを思い出してしまうので、大好きだった趣味が一時大嫌いになった。
今ではそんな事もないんだけれど、ある瞬間にはどうしてもふと思い出してしまう。
Aさんにつけられた傷は本当に大きくて深かった。
私は、ごめんねの言える大人になろうね、と娘に伝えています。
今はまだ言葉を完全に理解できないとは思うけれど…今後そのように、相手の気持ちになれる思いやりある大人になれるよう、育てていくつもりです。
