日曜日ですからね、
ユルいブログです。
でも私にとっては、
平日も休日も“言葉”への
興味は同じ。
なので、“言葉”関係の
ユルいブログで~す。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
日経MJ紙に週一回連載されてる
「武田砂鉄のそもそもそれって」。
フリーライターの武田砂鉄さんが、
ビジネスとはちょっとズレた(?)
ユルメの知識や思考を開陳されてます。
昨年のある回のタイトルが
「墓場まで持っていく」。
武田さんは、慣用句を目にすると
具体的に頭の中でその光景を
想像するクセがあるそうです。
(私も同じなので、
「同志が見つかった!」的で
嬉しかったです。w)
引用ここから
「あいた口がふさがらない」や
「のどから手が出る」なんて、
頭の中はほとんどホラー映画である。
子どもの頃に読んだ本で、
慣用句をイラストで具体的に
説明するものがあり、
「犬も歩けば棒に当たる」では、
全速力で走る犬が
太い棒に直撃して
意識を失っていた。
その絵柄をしっかり思い出せる。
引用ここまで
もうホンマに「同志よ」と
叫びたくなりました。(^-^;
『にゃんこ四字熟語辞典』や
『わんこ四字熟語辞典』
なんてのもオモシロイですが、
自分で想像するのもいい。
同志(?)武田さんの真骨頂が、
上掲した「墓場まで持っていく」。
引用ここから
あくまでもたとえ話だが、
あれを聞くたびに、
どのように
持っていくのだろうかと思う。
墓場では「これ、墓場までは
隠していたんですけど・・・」
と前置きしたうえで、
許されない恋の経験などを
語るのだろうか。
(中略)
墓場にも情報通というか、
噂好きがいて、
墓場じゅうにその事実が
伝わってしまって、
「そんなつもりじゃなかった」
と困惑する様子を想像したりすると
微笑ましい気持ちになる。
墓場まで持っていった後も、
その情報が守られるとは
限らないのではないか。
墓場でも黙っておいたほうがいい。
引用ここまで
ご丁寧に、
お墓にいる(であろう)
霊の皆さんが「秘密」を
打ち明けあっているイラストが
添えてありました。
これを読んで
「うっわー、おもしれぇ~」
と思った方は、
武田さんや私と
同じ思考の持ち主です。(´艸`*)
慣用句って覚えにくいもんですけど、
こうやって“映像化”してしまえば、
キョーレツに頭に刻みつけられます。
(さながらVR?(笑))
例えば
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
だったら、
二匹のウサギを必死に追いかけるも、
どっちにも逃げられてしまって、
ぜーぜーはーはーいってる姿。
例えば
「悪貨は良貨を駆逐する」。
一つの社会で材質の悪い貨幣と
良質の貨幣とが同一の価値をもって
流通している場合、
良質の貨幣は退蔵・溶解・輸出などで
市場から消えて、
悪い貨幣が流通するという現象。
グレシャムさんが唱えたので
「グレシャムの法則」とも言われます。
「悪貨」が「良貨」を
「オラオラー」って
追っかけまわして
退場させている図が
浮かびませんか?
日曜日ですからね、
お子さんと一緒に
慣用句を想像してみるのも
楽しいかも~。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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