上司の方へ。時には部下へこんな指導の仕方もいいのでは? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

免許は持っているものの
車には乗らない私。



自動車学校を卒業する時、
教官に「お前ほど運転下手な人、

見たことがない」と嘆かれたので。(^^;

 

 

 


移動は必然的に

電車・バス・歩きに。

中でもやはり電車が長い。電車

その間、“活字”がないと、
手持ち無沙汰どころか、
落ち着きません。汗

何も読むものがないと、
のど飴のパッケージの成分表とかまで
読み始める始末。アセアセ

なので、文庫本は必ず1冊、
カバンにIN。




最近読んだ小説に、

「そうそうっビックリマーク
 私もそんなことあったあった」

という場面を見つけました。


確かにそれって、
部下を指導する上司に
お役立ちだよね、とも。



今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




その小説とは、

『ほどなく、お別れです
 ~それぞれの灯火』。

上記リンクのとおり、
葬儀場に就職した若い女性が
数々の葬儀を経験して
成長していく物語です。




彼女がついた上司は、
フリーの葬祭ディレクター。

キレモノで何事もそつなくこなし、
絶対に動じない御仁です。
  上矢印
(私と正反対。。。(^-^;)



そんな厳しくてクールな上司が、
電車事故で亡くなった若い女性の
通夜式の司会を彼女に課します。

まだ入社から一年ほどの主人公は
「司会をするのは時期尚早」
と言い張りますが、
上司は譲りません。ガーン


二重の高いハードル

(通夜の初司会と、
 特別といっていい故人の状況

なんとかを乗り越えようと、

 

彼女は葬祭場の霊安室へ
故人に“会いに”行きます。

 

※自分とほぼ同年代で、且つ
 死亡理由が分からずに亡くなった。






事務室に戻ってきた彼女に向かって
キレモノ上司は「どうだった?」
と訊ねます。

彼女の答えは、
「ただ静かなご遺体でした。(後略)」。


故人が事故死か自死か
今一つハッキリしない中で、

それでも故人と、
残された両親に寄り添う
式にするために、
上司は彼女にこう助言します。

「君が“静かだった”と
 感じ取ったのなら、
 それが全てだ。


 ならば、今回寄り添うべきは
 ご遺族のほうだ。(後略)」





きっと上司は、
こう諭したかったんだと思います。
   下矢印
まだ修業中とはいえ、
迷いながらも自ら行動し、
そこで何かを会得したので

あれば、それに従え。



実は作中のキレモノ上司、
私的にデジャヴなんです。汗うさぎ

かつて付いた2人の上司に
似てるんですよねぇぇ。あせる


一人は、ぺーぺー記者だった
私を鍛えてくれた人。

上矢印当時の私の毎日。汗

   ザ・修業びっくりマーク

 

 


もう一人は、約15年も
ひたすら背中を追いかけた人。


どちらも本っ当に厳しくて( ;∀;)
悩んだことは数知れずですが、

後者(の上司)は時折りふと、

「堀君がそう考えた

 (判断した)んやったら、

 それでええで」

と言ってくれることがありました。


小説の中で
主人公が上司に言われたことと
同じです。

 


上司から見れば、
まだまだ半人前だけれど、

「こいつが一生懸命考えて考えて
 やっとこさ出した結論やったら、
 それもまあええんちゃう」

的に許容してくれた。チョキ




その時の、ハッとしたというか
驚きと喜びは、今でも覚えています。

 

 


上司から見たら、
部下は足らんところだらけ。えーん

自分ならもっとうまくできるとか、
もっといい判断ができるとかは
あるでしょうが、


時には部下の、
未熟だけれど一生懸命な思いを
最大限尊重してあげるのも
良いのではないでしょうか。


そんな指導が、
実は部下の成長と

自立を促す。




ダメダメ部下が嬉しかったんですから
これ、ホントです。(笑)



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