このブログの常連(?)
和歌山の岡庄みかん畑さんの
みかんちゃん達を、
被災地へのお見舞いに
贈らせて頂きました。
(先週まで毎週木曜日に
グランフロント大阪のマルシェに出店。)
「不作かも」と言われていた中、
みかんのお母さん(木)が
頑張って、長くたくさん
実らせてくれたのは、
同じ自然に生きる存在として、
震災へのお見舞いの役目を
担おうとしてくれたのかも・・・
と思うと不思議です。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
「被災地へのお見舞い?
それやったら、生活必需品を
送るのが筋ちゃうん?」
私もいっとき、そう考えました。
(例えば使い捨てカイロとか。)
でも、「〇〇が足りない」という
情報が伝われば、
企業等の団体から
大量の物資が送られますし、
個人でも、アマゾンに書き込まれた
「欲しいものリスト」から
支援することが可能です。
そういう
“今頭に浮かぶもの”ではなく、
見て「あ!」と思って、
少しでも笑顔になって
もらえるものを贈りたかった。
そこで思いついたのが
岩ちゃん(←岡庄みかん畑の園主・
岩﨑さん)のみかんちゃんたち。
みかんは“冬の太陽”に
例えられる果物。
雪もよいで灰色っぽい空の下、
人の手から手へ渡る
小さなオレンジ色は、
誰かを笑顔にする力を
持ってるんじゃないかって
思ったのです。
(岩ちゃんのブログより拝借)
曇天の(暗い空の)下のみかん。
私には印象的なシーンがあるのです。
紀伊国屋文左衛門を
題材にした講談「みかん船」。
その中で、
「沖の暗いのに
白帆が見ゆる、
あれは紀ノ国みかん船」
とうたわれます。
時化続きの曇天の空の下、
その暗さをかき分けるように
江戸湾の沖に現れた白帆。
その積み荷は、
太陽のように輝くみかん。
(同上)
江戸の人々を笑顔にしたように、
輝くようなオレンジ色は、
被災地の方々の心に
届くのではないかと思い、
岩ちゃんにお願いして、
4件の知人にお贈りしました。
確かに、使い捨てカイロや
水タンク等の方が
支援物資としては適してます。
でも、人の手から手へと
渡されていくあのオレンジ色は、
長引く避難生活の中で
ほんの少しの笑顔の元に
なるんじゃないかと
信じてるんです。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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