毎年この時期になると、
来年予測系の雑誌や新聞記事が
出ます。
私がまず注目するのは
日経MJ紙の「トレンド予測」。
主にエンタメやレジャーの視点で
来年を概観してくれるから。
政治の動きも
もちろん大切なんですが、
社会の空気を動かす
（≒トレンドを作り出す）のは、
エンタメやレジャーの力が
大きいので。(^^)/
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！
12/6付日経MJ紙最終面（16面）の
リード※はこんな感じでした。
※リードの説明はこのPDFの
12ページをご覧ください。
引用ここから
新型コロナウイルス禍が
一段落し、スポーツ観戦や
旅行など消費活動が一気に
「外」に向いた2023年。
この熱狂は24年も続きそうだ。
新しい観光ルートが整備され、
エンターテインメント施設も
続々オープンする。
一方で相次ぐ値上げは消費者の
生活にじわり影響している。
賢い運用で
軽快に消費を楽しみたい。
引用ここまで
リードの次にまず
挙げられていたのが
3/16に敦賀まで延伸する
北陸新幹線。
金沢どまりだった新幹線が
福井から敦賀まで伸びます。
訪日外国人客の訪問率が
島根県と並んで最下位※の
福井県にとって、
延伸はまさに悲願。
※4～6月の訪日外国人の
都道府県別訪問率（全目的）で
福井県・島根県はわずか0.2％。
関東圏からも“近く”なります。
ここでご紹介したこともある
「はっくつバウム」を作る丸岡屋さんも、
相当な販売数アップを
見込んでいる
と。
物販店、免税品店だけでなく、
宿泊業・サービス業にとっても
一大チャンスなのは
間違いありません。
ただね、ちょっとひが目で見ると、
こういう論調って東京目線だなーと
と思ってしまうんです。
大阪⇔北陸出張が多い私は、
「敦賀乗り継ぎで
逆に不便にならないか？」
がものすごく気になってます。
北陸新幹線開業で
金沢以北に行くのが
ものすごく不便になったから。
願わくば、
大阪（関西圏）～北陸全域の
ルートも共に整備されますように。
関西圏ということでいえば、
春にＵＳＪが1.7倍に拡張する
「スーパー・
ニンテンドー・
ワールド」。
またまた環状線⇔ゆめ咲き線への
乗り継ぎのお客さんが
多くなるんだろうな～、と。(^^;
任天堂は同じく春
（3月末までの予定）に、
過去の任天堂製品などを展示する
「ニンテンドーミュージアム」を
宇治市に開設します。
任天堂さん、攻めてますね～。
関西圏ネタを続けさせてもらえば、
7月には大阪駅前に
「KITTE大阪」が開業。
大阪駅直結の回廊は
一足先に供用が開始されました。
関西ネタから離れると、
来年の大きな変化といえば、
新紙幣。
（深谷駅前の渋沢栄一像）
7/3から
渋沢栄一（1万円札）、
津田梅子（5千円札）、
北里柴三郎（千円札）の
3人の紙幣が発行されます。
刷新は2004年以来20年ぶり。
お金関連では、
1月から新NISA制度も開始されます。
新紙幣と同じ7月にはパリ五輪、
続いてパリパラリンピック。
そこでは新しくブレイキン
（ブレイクダンス）が追加競技に。
アメリカでは11月に大統領選。
日本だけでなく世界に大きな
影響を与える選挙です。
米大統領選ほどの
影響はありませんが、
今や世界中にファンがいる
ハローキティも11月が
誕生日。（11/1）
キティちゃん、
なんと50歳（50周年）
なんですねーー
（驚）
日経MJ紙はそれに引っかけて、
「日本人も半分が50歳以上
となる見通しだが、
まだまだ老いるわけには
いかない」
と書いていましたが、
「日本人の半分が50歳以上」
のインパクトは相当なもの。
さすがマーケティングの専門紙、
良い示唆をしてくれました。
この示唆を含め、さ～て、
あなたの企業・店舗・業界で
注目すべきトレンドは何でしょう
まだ今からでも間に合います。
販促の、広報の、商品開発の、
営業の、研究の企画、
立ててくださいね～。
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