AIは面白さで人間に勝てない?~ユーモアやオモシロって、人間に最後まで残される領域なのかも。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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昨日、お笑いコンビ「隣人」さん
「猿落語」をご紹介しました。

おもしろかったでしょ~!!


漫才や落語の台本を書く人が
いてはるのは知ってますが、

コントの台本を書く人も
いてはるんかな?

ひょっとしたら、
芸人さん自らが考えはるのかも。。。


そこでふとこんな疑問が。

もしChatGPTが漫才やコントの
台本を書いたらどうなるはてなマーク




今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





ご存知のように、ChatGPTには、
適切な指示文(プロンプト)を
出さないと、まともな答えが
返ってきません。汗

なので
「漫才の台本を書け」を
どう指示文にすればいいんだぁーはてなマーク

と悩んでたら、既に
餅は餅屋がやっててくれました。(^^;

 


あるテレビ番組で、
ChatGPTが書いた漫才を
M-1グランプリ王者に
披露してもらう、という
企画をやってたそうです。

それを見た高校生が
こんな投稿を。(朝日新聞「声」欄)

タイトルは
「AIは面白さで人間に勝てない」。




「観客の反応は薄く、スベリの連続。
 お笑いが大好きな私も
 おもしろいと思えなかった」

そうです。


ここで終わらないのがZ世代。

ホンマにそうなのか

やってみられた。

 

即ち、

自分でChatGPTを使い
漫才の台本を作ってみた、と。





作ってはみたものの、
AIが作った漫才台本は、

笑える部分もオチも無く、
やはりおもしろくなかったそうです。

 


確かに、漫才やコントって、

ストーリー展開には
違和感がないよう、

それでいて、“ズレ”を
作らなければなりません。

“高度に人間の機微を読む”
ことが必要です。



前振りも、
筋運びも、
オチも、

ちょっとのおかしみの連続
ですから。





加えて、そのおかしみには、
普遍的なものもあれば、

今この時代だからこその
同時性・即時性もある。



ChatGPTにとっては、
後者こそお手の物、
というイメージがありますが、

実はその“得意”と
考えられる部分でさえ、

GPT-3.5(無料版)で
一昨年の9月まで、

GPT-4.0(有料版)で
昨年の8月まで

しか実装されてません。物申す


最先端のツールでありながら、
実は“今の気分”には
ついていけてない!?
という(意外な)事実。





件の高校生さんの投稿は
こう締めくくられていました。

クローバー クローバー クローバー 引用ここから クローバー クローバー クローバー

私は、AIに足りないものは、
感性とコミュニケーション力
だと考えた。

どちらも人間が独自に持つと
考えられる能力だ。

AIは人間の感性を
まだまだ理解できず、

会話である漫才の中で
コミュニケーションを
うまく構築できないのだろう。

おもしろさで人間には
到底、及ばない。

クローバー クローバー クローバー 引用ここまで クローバー クローバー クローバー


2045年に到達すると言われている
「シンギュラリティ」。




そこまでくれば、
漫才やコントの類いも
AIのものになるんだろうか。


う~ん、、、
そうなってはほしくない、
というのが私の本音。

気持ちが揺らぐからこそ
生まれる喜怒哀楽。

その微かなゆらぎと、

そこに根差して笑いも涙も誘う
話芸・演芸の数々。

どれだけ技術が進もうとも、
人間のものであって
ほしいんだよなぁ~。



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