「プロセスエコノミー」な時代~完成品“だけ”で勝負する時代じゃなくなった。人が本当に感動するのは | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

明日、こんな展示会
お手伝いに行ってきます。




とある方がたった一人で、
地域の協力者の手も借りながら
開発した新商品のお披露目なので。クラッカー

(関東圏の方~スター

 東京出張で少しなら時間あるよ~

 という方スター
 ぜひお越しくださ~い笑ううさぎ
 明日なら私いてます~。
 お会いしたい~音譜




企業なら、商品開発の部署があって、
基礎データを揃える研究所
(研究チーム)があって、
マーケの部署もあって、
広告販促部隊や広報の応援を得て
新商品が世に出ていく。


これが個人となると、
協力者がいるとはいえ、

その大部分を自分で担い、
時に家族にも手伝ってもらいながら

時に遠回りや落とし穴の
憂き目にもあいながら



まるで修行のような過程を経て
世に生み出される。


私、その方に
こんなアドバイスをしました。

「お孫さんと一緒の試作品づくり
(ってか、試作品で遊んでいると
 しか思えない図^^;)の光景や、



(イメージ)

 協力者さんとの実習風景
 (ズッコケもOK!)等々

 これまでSNSに投稿してきた写真を
 少し大きめに“プリントアウト”して

 写真屋さんでもらえるアルバム
 にでも入れて持って行ってください」



(こういう薄いアルバムね。)
 

その心は・・・・・・。


今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!




2年前の初版になりますが、
こんな本をご存知ですか?

『プロセスエコノミー
 あなたの物語が価値になる』


当時この本を紹介した

日経MJ紙の記事、
いまだ捨てずに持っています。

そこには、

○プロセスを共有するところが
 お金を稼ぐメインとなる





○従来の常識である
 「完成品としての

  アウトプットを売る」という

 「アウトプットエコノミー」の対極

○クラウドファンディングも、
 商品やサービスを作るプロセスに
 顧客を巻き込む意味で
 プロセスエコノミーの一つ




等々の書評が紹介され、
最後に筆者の
こんな言葉が置かれています。


人が本当に感動するのは

案外、商品やサービスの

裏側にある人間の

思いや努力、思考錯誤の

過程だったりするものだ。

 


今まで、自分達では
普通すぎると思っていたり、
隠しておくべきだと

思っていた「プロセス」が、

実は差別化の突破口に
なるかもしれない。




(以上、2021.7.16日経MJより引用)



どんな商品もサービスも
“エエもん”です、今の時代。

品質に瑕疵があるものなんて
どこにもありません。

上矢印ここメッチャ需要ビックリマーク


そんな中で、大企業でさえ
もはや「完成品の品質で勝負」
する傾向は薄れてきてます。

商品開発のプロセスに
消費者を巻き込もうと必死です。




商品の“裏側”、
それが世に出るまでに
自分たちが感じ、
乗り越えてきた葛藤をも含めて
“商品”に仕立ててきている。



そんな中で個人や中小企業が
勝負するなら、

大企業よりもっと、
商品と人を“重ね合わせる”
べきだと思ったんです。



商品自体は一見、
なんの変哲もありません。

見た目も全然派手ではない。




そんな地味で
気づかれにくいものでも


一度それを見た人の脳裏に、

「あ、これが
 誕生するまでには・・・」

という“プロセス”を
刻み付けてもらえたら
成功だな、と。



もっというと、
その商品の後ろに、

事業者さんのお孫さんの
お茶目な笑顔がダブらせてほしい。



(イメージ)


その時、

製作のプロセスを含めて
商品はモノでなくなります。



「アウトプットエコノミー」と
「プロセスエコノミー」。

この2つの考え方を理解するのが、
今の時代、
ものごっつ重要だと思ってます。



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