先日の某劇団の記者会見。
あなたもご覧になったと思います。
それぞれいろいろなことを
考えられたと思います。
私も昔、同団の
ファンだったこともあり、
悲痛な思いで見ていました。
（よくこの道を歩いて
観劇に通いました。）
そんな私人としての
感情とは別に、
かつては組織に属した
社会人としてこうも思いました。
「トップ（代表者）の役目とは」と。
今日も“根っこを掘り出す”
堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ！
「会社や組織のトップ（層）の
役目とは、これに
尽きるんじゃないか」
そう思ったのは、
〇起こったできごとに
対して責任を取る、
謝罪する※
〇雇用関係にある
人物への
安全配慮義務
の2点。
※「謝罪マスター」とも呼ばれる
竹中功さん曰く、
「そもそも、謝らなければ
ならない事態を避ける」
のが一番の要諦であるのは
言うまでもありませんが。。。
一つ目も二つ目も
当たり前といえば
当たり前なんですけど、
とかく、
現場とトップは、遠い。
少し前にあった、
某中古車販売会社の
前トップの謝罪会見では、
その遠さが露呈していました。
しかし、組織のトップは
全体の責任者です。
その組織が成した
全てのことに責任を負う。
CEO（Chief Executive Officer）が
最高経営責任者と訳されるように。
昔のことになりますが、
前職で会社立て直しのために
兄会社から来られた社長は、
当時の私の上司の方針を聞き、
「〇〇君の思うとおり
やったらええ。
俺には販促のことは分からん。
そやから〇〇君に任す。
責任は全て俺がとったる」
とおっしゃいました。
こちらが真剣勝負で臨んだのに
真剣勝負で返してくださった
その気迫と覚悟。
「この人は何があっても
守ってくださる」
そう確信した
瞬間でもありました。
と同時に心魂に徹したのが、
「任された以上、
絶対にアホなことは
できへん」
という覚悟でした。
あの劇団のトップ層
（理事長や幹部）が
やるべきだったのは、
ちゃんと
「あなた方を守る」と
確約すること。
そして、そのための
具体的な行動（指針）を示すこと。
（経営的にいえば
マネジメントやコンプライアンス
ということになろうか・・・と。）
人気の劇団ではありますが、
今後、それ抜きでは、
更なる年月を積んでいくことは
できないのではないか。
元ファンとしては、
すごく気になるところであります。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援を
して頂けると嬉しいです。
