GW、“身体感覚”に思いを馳せる機会にするのもいいかも。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

GWって

気候もいいし、お休みだし、

 

雨でもインドアで動いたり
スポーツをしたりして、

自分の“身体感覚”

呼び覚ましてみるいい機会です~。(^^)/

 



(名勝・天橋立で「またのぞき」してきたビックリマーク

 という方もいらっしゃるかな?)


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子の
ブログにお越しくださり、
ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!





大阪日日新聞に連載中の小説
「ゆうびんの父」。(門井慶喜作)




明治のはじめ、日本に郵便制度を
築いた前島密(まえじまひそか)の
奮闘が活写されています。


(前島密 Wikipediaより)


今でこそ当たり前になった郵便ですが、

それまで馬や人が都度運んでいたものを、
制度として全国一律に普及させる為には、

それこそ想像できないほどの
苦労がありました。タラー



たとえば、
ポストに書いてある「収集時間」。

 

今では当たり前の
「時間」という概念さえも、
まず“導入する”所からの
スタートでした。



そもそも明治の初めには、
まだ「明け六つ」「暮れ六つ」等の
「不定時法」が使われていたので、

前島密はまず、
(現在の)「定時法」
理解させ、浸透させる所から
始めねばならなかったのです。


(明け六つ=朝、薄明が始まった頃)


小説の中に、前島密が
「時間」というものを
若い女中さんに教える場面が
出てきます

クローバー クローバー クローバー 引用ここから クローバー クローバー クローバー

なーに、いと(←女中さんの名前)、
むつかしく考える必要はない。

静かに座って、
左の胸に手をあててみろ。

心ノ臓が拍子を取っているだろう。

その拍子の一拍が一秒だ。


クローバー クローバー クローバー 引用ここまで クローバー クローバー クローバー



トクトクトク・・・と
規則正しく打つ心臓の音。

手を当てれば
誰もが感じることができます。


前島密は、

難しいことは何も言わず、
誰にも分かるよう
“身体感覚”を持って教えた。

 



これを読んだ時、
人間であれば誰でも同じように
感じる“身体感覚”って

すごいんだびっくりマーク
心底実感したんです。




私が言うまでもなく、
21世紀に入って人間は
ますます“頭デッカチ”に
なってます。ショック


(「頭デッカチ」とは、

 こういうことではありません。笑ううさぎ


この傾向は進みこそすれ
後戻りすることはない。


とすれば、今もこれからも、
私たちは“意識して”
身体の感覚に耳を澄まし、
使っていかなきゃ
いけないんじゃないかって
思うんですよね。




動くにもスポーツするにも、
いい季節。

しかも今はお休み基調。




一人で、
家族と、
友達や仲間と、

身体を通して何かをしてみる。

体験を共有する、語り合う。

 


特に、昨日能登地方で

地震が続いたように、

 

とっさの時にどうするか、

 

自らの身体感覚や野生の勘を

改めて研ぎ澄ましたい今だからこそ、
大切かなとか思うんですよね。

 



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