あるバレエの先生から
何度も注意されるところ
(身体の使い方)があります。
それはどこかというと、
左右の脇腹。
(具体的にはこういうところ)
バーレッスンで
私の横を通られる時、さりげなく、
バーを持つ側の脇を
さわさわっと触っていかれるのです。
(可愛い過ぎな絵、お許しください。)
そのジェスチャーの意味は、
「脇が落ちてるよ」。(^-^;
その度に「こりゃイカン」と
直すのですが、いたちごっこ。
ある日思い切ってレッスンの後で
「脇が落ちないようにするには
どんなところに気を付ければ
いいんでしょうか?」
と聞いてみたんです。
すると返ってきた答えは・・・・・・
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
先生はしばし考えられた後で、
こうおっしゃいました。
「いつも胸が張り気味だから、
ここらへん(肩・鎖骨あたり)に
力が入ってて、それで
肝心なところ(脇や下腹)が
使えてないのね」
私のいつもの姿勢を
極端に表現するならこんなふう。(^^;
(別に肩で風切って歩いてるわけでは
ありましぇ~ん。)
今ちょっとやってみて
頂きたいのですが、
肩を怒らせ気味にして、
首~肩~鎖骨~それより少し下
(いわゆる肩から胸にあけて)に
力を入れる(力む)と、
丹田のあたりや、両方の脇って
スカスカになってませんか
全然力入ってないんじゃ
ないでしょうか。
(端的に言えばこんな体幹)
先生の指摘を聞いた途端、
「あ!そういうことか」
と合点がいきました。
更に先生は、
「分かりやすいポーズが
エカルテ※(の時)ね。
胸を張ってしまうと、
逆に足が上げにくくなるのよ」と。
※このリンクのポーズを言います。
イラストでは足が下についてますが、
そこから45°90°それ以上と
足を上げていきます。
エカルテでは
胸(上半身)を若干ですが
前のめり気味にしないと
足を上げにくい。(上がらない!(>_<))
教えられて初めて知りました
言われたとおりやってみると、
上がらない足でも^^;
ちょびっと上げやすかった。
自分は「脇を注意されたから」
脇のことばっかり考えてたけれど、
先生はそこも含めて
“私の全体”が見えてらした。
というか、
“私には見えてなかった/
見ようとさえ思わなかった
全体”
を見てアドバイスをくださった。
“一匹丸ごと”見て、ということ。)
あー、だから先生に見て頂くって
すっごい大事なんだよねぇと
頷きながらの帰り道、
「ありゃ?
これってビジネスでも同じかも」
と“いつもの”天啓?が降ってきました。
どんな企業さんもお店さんも、
上記の私の「脇」のように、
ある点に悩み、それについての
解決策を探されると思うんです。
表面に見えている問題は
確かに“それ”かもしれませんが、
お話しを聞いていくと、
“それ”の奥には“あれ”が、
“あれ”の奥には“これ”が、
数珠つなぎにつながっていて、
最初考えていた悩みとは
全く別のところに、
問題の根っこが
(いわゆる芋づる式~。)
その根っこを解決しない限り、
いくら表面に見えている
“それ”をなんとかしても、
第二第三の“それ”が
生まれてしまいます。
自分一人、或いは自社だけだと、
ついそういう解決法を
取ってしまいがち。
私が言われたところばかりを
気にしてしまったように。
バレエに「見てくれる人」が
必要なように、
ビジネスでもやはり
「外の目で見てくれる人」が
要るんだと思います。
私が大切にしてきた
「外の目で見る」お手伝い、
これからもしっかりとやってかなきゃ
とバレエから気づかせてもらいました。
「外の目」がお入り用な方、
いつでもご連絡くださいね~。
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