今日のタイトルも
昨日に引き続き知人との会話です。
社員の「やる気」(モチベーション)
改善について、企業経営者の
相談にも乗っている知人は、
「感じ方考え方は一人ひとり違う、
ということを頭では分かっていても、
なかなか“納得”という形で
腑に落ちない。
だから
『あいつはなんで云々・・・(一一")』
という、本来抱かなくていいはずの
負の感情を持ち、
うまく回らなくなってしまう」と。
聞きながらホンマそやなぁ・・・と。
ひと言でいえば、
“行き違い”っちゅうやつっスね。(;_;)
(猫で表現すればこういう感じかなぁ。)
そんな“行き違い”が生じるのは、
個性の違いともう一つ、
“使う言葉”の違いもあるんじゃないか、
なんて話になっていきました。
今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!
そう考えたのはまさに私の実体験から。(^^;
一昨日のブログと被りますが、
ここにも書いておきますね。
古巣のある部署にいた時、一画に、
東京から出張で来られる他部署の人の席が
置いてありました。
業務上何かと関係が深く、
連絡を取り合う必要があったためです。
その人は、ものすごいアイデアマンで
(頭の中を覗いてみればこんなふうだったかも。)
相手の懐にスイスイ入っていける、
硬軟取り混ぜたおじさんでした。
そんな人であればさぞかし
企画をズバズバ通して
突っ走ってたんだろうなぁ
と思われますよね。
でも、なかなか難しかった。
なぜか
その人の実際の弁を聞いて頂ければ
一発で分かります。(・・;)
「ふと後ろを振り向いたら
誰もついてきてないねん」
(その時の心境はきっとこんな感じ。。。)
そう、、、半歩先なら皆理解し
「そうだよね」と頷き、
「それエエやん」と賛同し、
協力してくれるのですが、
いかんせん、
一歩か一歩半くらい先を走ってらした。
そりゃ、誰もついていけませんわぁ。。。
(この道の遥か向こう・・・って感じ。)
しかし、なぜか私には、
その人が雑談っぽく話してくれる内容が
よく理解できたんですよね。
んで、
「それって●●ってことですよね」とか、
「そこは□□って言い換えた方が通じますよ」
とかって話してるうちに、
「俺の言うことを
みんなに分かるように
“翻訳/通訳”してくれへんか?」
と口説かれ(?)
その人の異動と共に別の部署に移りました。
いわば、
「日本語⇒日本語トランスレーター」
です。
全く自慢ではないんですが、
一人で(後ろも見ずに)走っていく
上司の“説明係”として、
結構いくつもの案件を通してきました。
前例に照らしたら
実現は不可能そうなことも、
「確かにそれやってみたらいいよね」とか、
「今から備えておくって大事よね」とか、
「なるほどそれならメンツも立って
コストも下げられるな」
と分かってもらえたんです。
ぶっ飛んだ上司のように、
その人の言うことやることは
なかなか理解できないけれど、
分かってみたら、それは
会社にとっても社会にとっても
いい提案かもしれない。
誰も気づかなかった盲点を
指摘してるのもしれない。
こういうことって、
結構あるんじゃないでしょうか
「◯◯の言うことはよう分からん」
のひと言で放置するのはもったいない。
かつての私のような役目
(=社内トランスレーター)を
一人か二人置いておくと、
目からウロコな提案とかが
増えるかもしれません。
日本語から日本語への翻訳/通訳者。
どの会社にも必要かもです。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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