以前、実家を片付けた際に

木彫りの熊がゴロゴロ出てきて驚いた

ことを書きました。(^^;

あれらは父が集めた
(父の所に集まってきた)ものですが、

母の所にもある物が集まってて

「なんでまた・・・(^^;)」と思いました。

 


ゴロゴロ出てきたのは、ドライヤー。おーっ!

 


 

 


ドレッサーの引き出しから3台、
クローゼットから1台、
洗面台の棚から1台、
計5台ものドライヤーが出てきたんです。汗うさぎ

妹と二人、「なぜにこんなにドライヤーが?」と、
首を傾げておりました。(^▽^;)


今日も“根っこを掘り出す”堀美和子のブログに
お越しくださり、ありがとうございます。
あなたに感謝ですっ!






古いものから新しいものまで5台のドライヤーを
並べてみて“あること”に気づきました。


どれもが、赤やピンクの
いわゆる“女の子カラー”で、

家電の王道・白や、
最近冷蔵庫でもフツーになってる
ダークネイビーなどの色がなかったこと。




母の場合は自ら赤やピンク(のドライヤー)を
買っていたのだと思いますが、

じゃあ、
ジェンダーが社会問題になっている今、

ドライヤーの色展開は
どうなってるんだろうはてなマーク


興味をそそられ、
家電量販店に行ったついでに
ドライヤーのコーナーをのぞいてみました。


(こういう家電が
 たくさん置いてあるコーナーです。)

 



やはり全体的には
百貨店の化粧品売り場のよう。


まだまだ
「きれいなおねえさんは好きですか」的な
 (↑某社が長く使ってきたキャッチコピー)
雰囲気が醸されていました。


“ジェンダーレス”を意識したのであろう
一画もあるにはあったんですが、少数派だった。

 





売り場に立ってみて思ったのが、

もし美容家電を使いたい男性だったら、
もし性的マイノリティだったら、

ここにいて居心地がいいだろうか?
ということ。




小売りの現場
≒社会の今を写す鏡。


少しずつ性別を超える商品や売り方が
出てきたとはいえ、まだまだ。


 



アウトプットとしての商品群や売り方
がそうなるということは、

まだまだ「女だから、男だから」という
“無意識の意識”が根強いのかなと思いました。

 



(本当はこうかもしれないのにね。)




その後で寄った書店で

こんな本を見つけて更にハッとしました。びっくり
 上矢印
これは、心を打つ「名言」の対極として、
性別ステレオタイプに基づくひどい発言を
「駄言」と命名して収集された本。

東京新聞によると、
「ネットで募集すると、
 瞬く間に千二百を超える言葉が寄せられた」
そうです。(>_<)

それだけまだ「駄言」が
フツーにまかり通っていることの証。

 



(厳然と存在する男女格差もその一つ。)

 

 


私の中にも
「駄言」を生み出す

アカン心が潜んでないか?

母はたくさんのドライヤーを通して、
そんなことを教えたかったのかも。。。




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