今秋、元とよす(株)の広報さんが、
地元・大阪について誰でも学ぶことができる
「ナカノシマ大学」で話をされました。
広報担当者の勉強会で既知の方だったんですが、
会社や扱っておられる商材のことについて
詳しくお聞きしたのは初めて。
そこには素人が伺いしれない「へぇ~!」話が。。。(^O^)/
(あられといえば、やっぱり「ひなあられ」)
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
身近にあって、今さら意識もしない
あられ・おかき、おせんべい。
(柿の種もあられ)
(おかき)
(おせんべい)
意識的に、
「あられ・おかき」と「おせんべい」を
分けたのに気づかれました(^^)/
そう、、、あの方の話を聞くまでは、
私も3つを一緒くたに考えてました。(^-^;
当たり前すぎて調べたこともないと思いますので、
改めてWikipediaを引いておきますね。
おかき
あられ
おせんべい
前二つの材料って何て書いてありました?(^O^)/
鋭いあなたなら「そっかー」と思われたはず。
おかきとあられは「もち米」から、
私たちが食べる場合を考えて頂くと分かるんですが、
材料が違えば製造工程も違う。
もち米が材料ということは、
洗って、浸水して、その次は蒸して、搗(つ)いて、
いわゆる「お餅」の状態にしてから加工が始まる。
今でも時々、軒先なんかに吊るされているのを見る
「かんもち/かきもち」も、
お餅の形にしてから更に手間をかけるという意味では、
似てます。(*゚ー゚)( 。_。)
なので、おかきにするためには、
結構手間も時間もかかります。
元広報さんのこの言葉がそれを象徴してました。
「工場の思い出というと、
ブワーっとあがるお餅の匂いですね。
(醤油などで)味付けされる工程でも、
餅と醤油が芳醇に醸し出す香りが忘れられません」
あられにするためには更にそこから
砕いて成型して・・・って工程がかかります。
対しておせんべいの場合は、
ごはんを炊けばすぐ食べられるように、
炊飯後すぐに加工に回せます。
おかきより製造にかかる日数が少なくて済む。
製造優位性があり、すぐ食べられるという点では
おかきに勝ります。
また、五平餅に代表されるような
うるち米+醤油の香りにも独特なものがあります。(^^♪
両者を比べると、製造工程も工場で嗅ぐ匂いも、
商品の固さも、割った時の香りも、全く違う。
じっくり見て、食べ比べてみて初めて
「そうだったの~~」な新発見がありました。
そういう体験って、日頃ほぼNothingなので、
本当にびっくりしました。
身近過ぎるこれらが、こんなに違うとは
(よかったら、ぜひ
おかきとあられとせんべいを食べ比べてみてください!)
教えてもらうまでは知らんかったし、
教えられなければずーーーっと知らないままでした。(^▽^;)
また講座の中では、とよす(株)さんが、
昔ながらのおやつを商いながら、
どうやって時代に合わせてきたか、
古いからこそ新しいことをやっていかなければならないと
奮闘されてきたかも、知ることができました。
何気に手元にあるおかき。
それが自分の所にやってきてくれるまでの工程と、
生み出す努力を知って、
ますます同社を応援したくなりました。
ことほど左様に、
あなたがやってらっしゃることは、
プロではない一般消費者にとって
「へぇ~~!(^^)!」の対象。
知ることは楽しいし、
知ってもらうことで
更に自社のファンも増やせます。
だから、
「あなた(の会社)には当たり前のこと」
「日頃フツーにやってること」
をドンドン伝えてほしい。
SNSでもHPでも、
リアルな講演会やセミナーでも、
工場見学会でも、
お店ツアーでも、
なんとなれば販売体験でも。
伝えれば伝えるほど、ファンが増える。
その方々は、回りまわって顧客になってくださるだけでなく、
何かがあった時、味方になってくださいます。
地道にコツコツ。
ファンづくりに近道はありません、
王道のみです。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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