アカンとこはちゃんとアカンって認める大切さ。そこを腑に収めないと本当の意味で上がれないのかも。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

昨日、姫路セントラルパーク(姫セン)の攻めっぷりについて、

「アカンとこは、ちゃんとアカンって認めたから」ちゃうか?

ってことを書きました。


同じ関西には、圧倒的な存在のUSJがありますし、
ひらパーもこんな感じで攻めてますから、(笑)


 

 

どう考えても姫センは分が悪い。σ(^_^;)
 

 



そんな中でも「がんばろう!」と思い、
一致団結して(?)行動に移せたのは、

やっぱり「アカンとこはアカンのちゃうん?」と
認めたことやと思うんです。

 

 



そういえば、昨年秋に開催された
「朝日地球会議2018」というイベントで、

お笑い芸人の髭男爵・山田ルイ53世さんが、

「失敗を語ること」
「無駄や負け 世に出さないと」


と語っておられましたねぇ~。(・.・*)(._.)



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!








「一発屋」と呼ばれつつも、
自分と同じ一発屋芸人たちの「その後」を取材し、

昨年、『一発屋芸人列伝』という本を出版した
髭男爵・山田ルイ53世さん。

   
 

 


イベント中の対談で、

「彼ら(一発屋芸人たち)は、
 人生負けなのか勝ちなのかよくわからない。

 今はサクセス(成功)ストーリーが世にあふれ、
 『成功しないと人生は負け』という風潮がある。

 もっと失敗とか負けの話も世に出さないと
 おかしなことになる」


と話し、

「無駄を無駄と言わせてくれない風潮が、
 いろんな人をしんどくさせているのでは」


と、「失敗を語る」寛容性を訴えておられました。

 

 

     



 

 


ホント、そのとーーーりっビックリマークやと思うんですよね。

 

 


今はSNSとかもあって、
キラキラの人生、華やかに成功することしか
アカンような空気になってますけど、

ハッキリ言って、好況と言われながら、
一年間に潰れてしまう会社は年8千件を越えてます。

(平成30年で8,235件。東京商工リサーチ調べ。)



当然その影には失職した人や家族、
諦めなければならなかった夢や希望、
大きな負債etc.という辛い現実があります。



しかし、その辛さをバネに
再び雄々しく立ち上がる人や工場や会社も多い。



ただ、“負の部分”をキチンと見つめ、
受け入れることなしには
再び羽ばたいてはいけないと思うんです。

 


   


 

 


ちょうど、高い跳び箱を飛び越そうと思えば、

それだけ踏切で深く沈み、且つ、

踏み切り版を跳び箱から遠く離さなければ。

 

 

      

 

 



そんな雌伏の時を、なかったものにしたり、
隠さなければならない過去として滅してしまうと、

当事者にとっても、
後に続く世代にとっても、

決していいことにはならない気がします。




 

 


対談の最後に山田ルイ53世さんは、

「順調な人生を歩む同級生と自分を比較してしまう」
という会場からのお悩みに、

「人は何でもできるわけじゃない。
 もっと自分をあきらめてあげて。

 その上で、
 人のことより目の前のことに集中して」

とアドバイスされてました。



 

 


アカンならアカンということ、
辛かった過去があるなら、あるということ、

一旦そこに集中して、
じゃあ、次にどんな一手を打っていくのか。

 

 



高く飛ぶために、一度沈む。

沈んでる(た)という状態を、キチンと認める。



 

 

そこも成功譚と同じように、
自分の腑にちゃんと収めることで、
ずっと揺るがない自信というか、【根っこ】になると思うんです。








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