「それがあんたの仕事やね」 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

皆さま~~、昨日はた~くさんのお誕生日祝いを
ありがとうございました~~~!!ラブラブ

それぞれ個別に返信させて頂いておりますが、
改めてここに御礼申し上げます。

幾つになってもお祝いを言って頂けるのは嬉しいです。チョキ
 

 



誕生日って、物理的には「一つ年を取る」日であり、^^;
精神的には「徒然に自分の今までを思い出す」日
でもあるな~と思います。

 


“思い出す”には、二つあって、一つは“自分で”。

 

もう一つは、

“誰かに話すことで、改めて思い出させてもらう”・・・かも。(・.・*)(._.)

 

 



(昨日は「誕生日だから♪」と言い訳してあせる
 朝からレッスンに行っちゃいました。歩く

 レッスン終わりにみんなでパチリ♪

 昨年オープンしたばかりのスタジオ・マーティーさん。
 堺筋本町から近いです~。)

 

 

(中央が高田さち先生音譜

 笑いの中に大切な事をしっかり含めてご指導くださいます。m(^_^)m)

 

 

 

今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!







一昨年の母の入院時、退屈を紛らわせるために、

行った先々で出会うさまざまな職業や個性豊かな営み、
大阪とは違う自然の風景、それに私のズッコケ譚^^;なんかを
話してたんです。


行動範囲が狭くなった母の耳には新鮮で、
持て余しがちな時間も早く過ぎていくようでした。




それ以来しばしば、徒然に仕事のこと

~例えば、伊豆の山中で遭難しそうになったことや、
  販促の相談がいつの間にか人生相談になってしまうこと、
  なぜかいつも「笑うコンサル」になってしまうこと^^;など~

を喋るうち、逆に「そうか、そうだったのか・・・」と
気付かせてもらうことがありました。




さすが伊達に50年超も母親やってません。。。σ(^_^;)


(こんな頃から母親なんですもんね。^^;)
 

 



母がポツリとこんなことを言ったんです。

「そういうの

(=クライアントさんの悩みの奥にあるもの)って、
 外から見るからこそ考えたり言えることやね」と。

 



(少し離れて見るから全体が見える・・・って感じでしょうか。^^;)

 

 


そして、

「それがあんたの仕事やね。
 これからも一生懸命

 お手伝いして差し上げなアカンで」。


 

 



小さな同族会社を経営していた父のもとで、
途中から経理を手伝うようになった母。

父の兄弟たちは誰も外に働きに出たことがなく、
小さい会社とはいえ、いえ、小さい会社だからこそ、
社内には“甘え”が蔓延してました。

 



そんな様子を見ていた母は、
「外(の会社)を知らない/外の目が入らない」
ことの危うさを早くから指摘していました。


「中の人だけの視点」、「中だけの考え」で固まってしまう怖さです。


それは、

“嫁”という「外の人」だからこそ見えたこと。


だからこそ、上のような発言が出てきた。

 

 

 



私、今の仕事を始めた時は、
父やその仲間(の会社)のような、

がんばってるけど、なんかうまくいかへん会社の
“売る”お手伝いができればと思いました。



 

 

 


もちろん今でもそれは変わってませんが、
母の言葉は、プラスα、
もう一つの大きなミッションを確信させてくれました。



それは、
「“中”を“外”から見る」
ということ。



 

 


例えて言うなら、
自分でサッカーの試合に出るのと、


 



実況中継席から試合を見るのとの違い、です。



 

 

 


自分が試合に出てると、
ボールの行方、仲間の動き、相手の動きなんかを、

自分の目の高さと、
目の届く範囲(約180°~200°といわれます)で

見て判断します。




でも中継席からは、ピッチ全体が見渡せる。

解説者やアナウンサーはフィールド全体を見て喋ります。


 

 

 



プレイヤーとして一生懸命ボールを追っていたら、
見えなくなることも、見逃すこともある。

それを、中継席から、
「あっ!そこにボール出せばいいよ!」
「あれ?守備の真ん中ががら空きだ、アブナイよ」

と言える立場、それが「外の人」の役目。




 

 


そんな「外の目」の役割をしっかり果たしなさい。

母はそんなふうに言ってくれたんですね。(^_^)/


 

 




企業はある程度の規模になると、
割と「外の目」に晒されやすいんです。

例えば上場企業だと、やれ決算を開示しろだの、
やれ報告書を出せだの、あらゆる目が注がれますから。
 

 

 


しかし、小規模になればなるほど、
「外の目」は入りにくいし、また入れる必然性も感じにくい
汗


かつての父の会社がそうであったように、
端から必要性を感じないとか、

或いは、干渉されるのが嫌だとか、
費用的な面でも難しいと思い込んでしまう。


 

 



どうかそんな“壁”を乗り越えてください。

「外の目」、

ないよりあった方がめっちゃエエですから。





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