アメリカの有名な投資家ウォーレン・バフェットさんの言です。
彼はこの一文の後に、こう続けています。
「これが投資判断の基準だ」と。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
言わずと知れた大富豪で
投資会社を経営するバフェットさんの基本は「長期投資」。
その姿勢を象徴するものとしてよく引き合いに出されるのが、
アメリカでITバブルだった1990年代でさえ、
「アマゾン」などに投資するのではなく、
超アナログな「デイリークイーン」という
ソフトクリームを販売する企業を買収したこと。
その理由は、
「デイリークイーンのアイスキャンディーが
10年後も生き残っている可能性は、
どんなアプリケーションソフトが
生き残っている可能性より高い。」
「信頼できるもの、
そして10年、20年、50年たっても欲しいと
みんなが思うものをつくっているかどうか、
これが、
私が投資判断するうえでの基準だ。」
これっていわゆる“ロングセラー”ブランドの
本質を言い当ててると思うんですよね。(^^)v
こんな図を見たことはありませんか?
「〇〇といったら何?」と問われた時、
パッと頭に思い浮かぶもの。
一説によると、
人はせいぜい三つぐらいしか挙げられないそうです。
このカテゴリーに入る商品やサービスが、
その企業の“愛され度”を深め、(企業の)命を長く保つ。
そんな長く愛される製品を作り続けること、
長く続く企業であり続けることは、
それだけで大きな価値を持ちます。
しかし今、辺りを見回すと、
そんな先行ブランドはたくさんあり、
「今さらがんばったって・・・」な“諦め感”を
持たれる方も多いと思います。
しかし、
どんなブランドでも、始まりは小さい。
住宅メーカー・大和ハウス工業の創業者が、
国鉄(当時)に資材用倉庫を売りに行った時、
担当者は、
「創業間もなく名もない小さな会社」と見下しました。
腹を立てた創業者は、汽車に乗って煤だらけになった
(当時はまだ石炭車でした)シャツを指さし、
「国鉄やというてはりますけど、
いまだ乗る人はこんなになりますんやで。
それにな、
今取引されてる(大きな)〇〇社や××社だって、
始まりはごく小さな会社やった。
初めから大きいとこなんてありますかいな!」
と啖呵を切ったそうです。
まあ、この方のえらい所は、
翌日「少し言い過ぎたんとちゃうやろか」と
筋を通して謝りに行かはったことではあるんですが、
この啖呵から、あの会社の成長は始まりました。
50年後、100年後のブランドも、
今日の一歩から。
そして、そんな一歩も、
顔を上げて遠くを見るように歩けば、
不思議と足元も見えてくる。
「ロングセラーを作る/にする」と思い定めることで
逆に“今やるべき、”地に足がついた打ち手が
ハッキリしてきたりするんです。
焦って足下ばかりを見て、
目先の売上だけを考えるのではなく、
(間に合わせではない)
ロングセラーを作ろうとする意志。
いつからでもそんな一歩は踏み出せるし、
今日の一歩が数十年後の同じ日に
つながってる。
そんなふうに考えながらする仕事って、
きっと昨日と一味違います。(^^)v
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