日本橋の大店(おおだな)「長崎屋」(廻船問屋兼
薬種問屋)のチョー体の弱い若だんなが、
兄やである手代の佐助と仁吉、
周りに集まる妖(あやかし)たちと協力して
事件を解決するファンタジー。
その第8作目の『ころころろ』という巻の第一話に
「昨日までがどうだったかなんてことで、
思い煩うのは馬鹿馬鹿しいわな」
というセリフが登場するんです。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
物語の主人公・チョー身体の弱い若だんなは
ある時、
「母親の目を治したい。
そのために目の神様のお社を
再建するのに必要な宝物を探している」
という娘と知り合います。
若だんなは、その母親のために
薬種問屋で扱う目の薬を渡すのですが、
なぜかそれが単なる抹茶にすり替わっちゃってました。^^;
(煎じ薬が抹茶にすり替わったのは、、、
妖怪(あやかし)のしわざです。(笑))
ところが、それを飲んだ母親は
「この頃、目の調子がいいのよ。
さすが長崎屋さんのお薬ね」と喜んでいる。
それで、「目が悪い」というのは狂言だと
バレるシーンで件のセリフが出てきます。
その場の全員が気まずい思いをしている中、
(レギュラーメンバーの)岡っ引きが、
「おたつさん(母親の名)の目の調子が
良いのなら、そりゃ目出度いことだ。
昨日までがどうだったかなんてことで、
思い煩うのは馬鹿馬鹿しいわな」
と言い放つ。
(あの銭形平次も岡っ引きです。)
目が悪いことがウソだった、と言い募っても、
何の解決にもなりはしないし、誰もスカッとしない。
だったら、目が悪くないなら、それでいい。
それよりも、今目の前にある、
真に解かねばならない問題や、
母親にそう言わせた根本原因に
意識を集中させた方がええやん!
って、岡っ引きは言ったんですね。(^_-)-☆
この親分、ちょっと込み入った事件になると、
困って若だんなの知恵を借りにくるのですが、
この時は江戸っ子然として、
こんな決めゼリフを吐いた!(笑)
江戸っ子の気風(きっぷ)のいい物言いと共に、
このセリフが心の深い部分に刺さりました。
反省するのはいい。
でも“くよくよ”はアカン。
私という“感謝の器”を作ってくれはった
たくさんの方々に、申し訳ない。
よっしゃ!くよくよは無しにしよ!
5日間の感謝がもたらしてくれた、
大きな×2変化です。
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