僕が獣医学生になってから食べられなくなったものがあります。
獣医解剖学実習でハダニだらけのニワ鳥を見てから、鳥の姿を骨格的にイメージできるチキンが今でも食べられなくなりました。
ケンタッキーで、肋骨の部分のチキンは骨があって骨格がイメージできるから食べられません。鳥なだけに鳥肌が立ちまます(笑)。
だからケンタッキーでは、必ずチキンの部位を指定して注文してます。
そんな解剖学的な鶏の好き嫌いが獣医師の僕にはあるんだけど‥
横浜中華街の食べ放題のお店で、豚足の煮付けを頼んだのさ。
食べ放題のメニューの写真がちっちゃくて、しかも煮付けだから形がよく見えなかったんだよね。
セイロの蓋を開けたら、これ!
おっ?‥マイガット!
これはヤバい!
鳥肌もの!
豚足は大好きなんだけど、鶏の足は食べた事すらないし、こんなリアルな足なんか鳥のイメージしか沸かない!
豚足だと思って注文したのに(泣)。
「たべほーだい、のこさない、ね」と最初に店員さんにカタコトの日本語で言われたから拷問タイムに突入(涙)。
「あれ?旦那は鶏の足って食べられるの?」と妻が言います。
頭の中を真っ白にして、鳥のイメージを脳みそから消すのに必死で適当な返事しかできない。脳みそ強制フリーズさせてるから話かけないでよ💢
っていうか、ゴリゴリして食べるとこないし!何食べてんのか味すらわからないし!鳥の足にかぶりついてる自分が嫌!
ギブ!衣だけ食べた(涙)
「豚足って書いてあったのに、鶏足って拷問じゃない?」ってお店を出てから僕が妻に言ったら。
「鶏足って小さい字で書いてあったよ、だから旦那は鶏足は食べられるのかと思ったよ」
えっーー!早く言ってよ(涙)!
自分が早とちりなのか、老眼なのか、どっちでも悲しいよ(吐)。