小学生や中高生の子供がいる家庭は、夏休みはただでさえ暑くてバテバテなのに、昼食づくりやお楽しみに連れて行ったり、普段よりやることが増えますよね。

 

夏休み期間中は、ずーっと家にいる子供たちといかに過ごすか?って、結構、大変な期間だったりします。

 

「夏休みの宿題」も、「子供がちゃんとやってくれない」とか、親も丸付けや分からないところを教えたりなど、一苦労です。

 

私自身は親に「勉強しなさい」と言われたことがなく、実際、中学まで勉強しなかったんですが、あまり覚えてないですけど、夏休みの宿題も「登校日前日に泣きながら、たまりにたまった宿題をやってるパターン」だったのではなかったかと思います。

 

高校に行ってからは、勉強できないと「教会や聖書の話をしても、聞いてもらえないかも。」という思いがあって勉強するようになりました。


「ビリギャル」って本が話題になり、映画にもなりましたね。

 

「ビリギャル」=学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

 

私も高校時代に(全然、慶応とかのレベルではなかったですが)、似たような経験をしました。


一応、県内の進学校に入って(合格率20%、滑り止めなし)、学年最下位くらいから1年で100番内、2年~3年ではクラスで1番、学年で3番まで上がりました。

 

(以前、勉強について書いた詳しい記事はこちら
 


勉強って、その意義や目的があればするし、逆にその意義や目的がなければ、なかなかできないものなんですね。

 

高校生くらいまでは「天才」ってほぼいなくて、自分に合った勉強の仕方を見つければ、あとはほとんど時間に比例しているだけなんですよね。

 

塾も、お金があって、よほど行きたい学校に絞った勉強したい人が行くところなので、基本、塾や家庭教師はいらないですし。

 

そもそもそんなお金はないという家庭も多いわけで、「塾に行かないで頑張る!」っていう子は、負けん気とハングリー精神で成績が伸びたりしますよ。


「ビリギャル」については娘が動画で見ていたのをちらっと見ただけですが、ビリギャルの主人公のお母さんが本を出版しています。

 

「ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話」

 

 

 

 

このAmazonのレビューが賛否両論で、みんな「子育て」や「勉強・受験」に関心が高いんだな、と思わされました。

 

いろいろ勉強にはなるんですが、「結局、塾に行かせるだけの経済力があったからだ。」とか、比較や評価に終始するコメントが多かったのは残念。

 

「子育て」「受験・勉強」「学力」などは、周りの比較や評価の対象になりやすく、お母さんや本人が悩んでしまう原因になりやすいですね。


うちは基本、「丸大ハム」だけどな・・・。

 

昔テレビのCMで「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」っていうアレです。

 


日本では「学校がすべて」になってしまいやすい

 

親も子も、「学校がすべて」になりやすい構造になっていますね。

 

人間関係も、勉強も。

 

果たして、その価値観でいいでしょうか?

 

私はそう思っていないですし、むしろ、そうであってはいけないと思っていますが…。

 

人は「みんな同じ」ではなく、むしろ「みんな違う」のに、学校では同じことを同じようにすることを求められるので、ついて行ける子とついていけない子が出てきてしまいます。

 

枠から外れた子は変な目で見られたり、「出る杭は打たれる」という日本的な「和」を重んじる風潮も学校にはあります。

 

「集団行動についていけないと困る」というのも事実で、みんな必死に枠から出ないように、人並みにできるようにと頑張ったり、気を遣います。

 

大人も子供も、「周りとうまくやっていくこと」「せめて人並みであること」に神経を遣い、うまくやっているうちはいいですが、そうでない場合はかなりのストレスを抱えます。

 

これも「価値観」だと思いますが、そこに全力注がなくてもいいと私は思っていますが…。

 


「尾木ママ」のブログ

 

結構、「親世代」の価値観がガチガチになっているので、臨床教育研究所の「尾木ママ」のブログなどがよく読まれていますよね。

 

「学校行きたくなかったら、行かなくってもいいのよぉ~♡」みたいな感じなので、「学校は行かなければならないもの」としか思っていない、でもわが子が不登校になって深く悩んでいるというような人にとっては、ふっと肩の力が抜けたりすると思うんですね。

 

何の問題もない人が読めば「学校に行かないなんて、けしからんっ!」って思うかもしれませんが、今は実際に尾木ママのような一言で救われてる人が多くいらっしゃるのではないかな、と思います。


夏休みの宿題に関する尾木ママの過去記事

 

夏休みの宿題に関する尾木ママの過去記事は、こんな感じです。関心のある方はどうぞ。

 

夏休みの宿題なんて本当は要らない!!学校の自己満足?
 

頭悪くても賢い人に育てたいですよね…
 

9月1日の子どもの自殺を防ぐために… お願いです… (子供の自殺が夏休み明けに多いという新聞記事より)
 

今日の子どもの自殺を防いで下さいね!!
 

夏休みの宿題の出し方にもう少し工夫出来ないものかしら?

 

 

本当に取り返しのつかない「後悔」

 

私も尾木ママのブログを全部読んだわけでもなく、100%いろんな意見が一致しているわけではないですが、子供の夏休みの宿題に関しては尾木ママと同じような考えです。

 

ちゃんとしてほしいとは思いますが、できなかったら「怒られてこーい!」って感じ。それだけです。


勉強や点数、「学校で周りとうまくやっていくこと」は、その時は重要なことのように思ってしまいますが、クラスや学校が変われば状況も変わったり、やがてあまり意味をなさなくなります。

 

「夏休みの宿題」というのも、限られた期間に与えられた量を、楽しいことややりたいこともいっぱいある中で「いかに自分を律して
取り組むか?」っていう、そういう意味での良い勉強にはなっていると思います。

 

でも夏休みに「もっと早く宿題しておけばよかったー!!」と後悔すること以上に、本当に取り返しのつかない「後悔すること」って、なんでしょうね?

 

「神なし」の日本の学校教育と社会は「優劣」や「弱肉強食」の世界です。

 

その同じ価値観に生きない生き方があることを知ってほしいです。

 

「本当の後悔」とは、人生の終わりに感じるであろう「後悔」です。

 

現実の、今生きている社会がどうでもいいというわけではないですが、聖書では「目に見えないものにこそ目を留めるように」と書かれています。

 

「目に見えるものは一時的」であり、「見えないものはいつまでも続く」からです。

 

まず大人が「みんなと同じでなければ!」「みんなについていかなければ!」という必死な価値観から一歩出て、「信仰、希望、愛」というような目に見えないものに対してもっと価値を見出していかなければ、今の風潮や価値観によって苦しむ人は減っていかないように思います。

 

 

 

 

 

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