先日のブログ、「メンタルクリニックを卒業するために前世から学び終えるということ３４」では、中野さんの未来世療法のフォローアップの様子をお伝えさせていただきました。
今日はその続きです。
フォローアップで、中野さんはまだイザベルさんのオリジナルの前世にリバウンドの最中でした。私は言いました。
「ご自身で納得するなら、企業での就職もよいでしょう。でも、どうやら企業での就職はあなたが心から望むことではないようですね」
中野さんは困ったようにちょっと俯いて、「そうですね・・・」と答えました。ご本人もわかってはいるけれど、どうしたらよいかわからないという様子でした。その心情を理解しつつも、次に私は、
「起業を諦めるのであれば、何もせずに諦めるのではなく、一回はやってみて、その上で決めてもよいのではないでしょうか？思いきって、まず一歩踏み出してみませんか？始めは小さいところからでいいんです。」
と言いました。
中野さんはオリジナルの人生の最期の思考から生じる強い不安のため、 まだ少し、自分が自分でないような、ボーッとした様子でした。その不安で身動きできなくなっている状態を断ち切るために、私ははっきりした口調で話を続けました。
続きます。
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