メンタルクリニックを卒業するために前世から学び終えるということ25 | 女性の精神科医による前世療法。ホリスティック・ヒーリングを用いた女性のリーダーシップ育成と治療。女性医師のための心と体のケア。

女性の精神科医による前世療法。ホリスティック・ヒーリングを用いた女性のリーダーシップ育成と治療。女性医師のための心と体のケア。

Riverside Mental Clinic in Tokyo, Japan. Led by Ai Suzuki, MD, MPH, Ph.D, a psychiatrist. Specialized in coaching on women's leadership and treatment by past life therapy and Spiritual Guidance-Based Sessions. Mind-body care for female medical doctors.

皆様、こんにちは。

先日のブログでは、中野めぐみさん(30歳・仮名)の前世である、イザベルさんの人生の記憶の書き換え後のフォローアップの様子についてご紹介させていただきました。

中野さんは前の会社で傍目には成功しているように見られていました。しかし、彼女の心の中では自分の本心を、自分の活躍を期待している社長に伝えられずに、結果的に任される仕事の内容と、彼女が本心で望むこととの間にずれが生じて苦しくなっていたことが明らかになりました。

それはまるで、イザベルさんがオリジナルの人生で、本心ではアンさんを想いながらも、親の期待を察して、本心では望まない相手との結婚を承諾してしまったのと同じでした。確かに、家を継いで、王妃としての立場を得たため、傍目には華やかな何不自由ない人生を手に入れた成功をした女性と見えていたことでしょうが、イザベルさんは心からの満足を得ることができずに、最後には失意のうちに若くしてこの世を去ることになりました。

このことを踏まえ、今世では、仕事面でもこの前世の繰り返しをどう打ち破っていくかが、主な課題となることがわかってきました。

ご病気のために、結果的に前の会社を辞めることになったため、これまで中野さんにとって前の会社に関連することを思い出すことはあまり楽なことではありませんでした。これまで中野さんは、前の会社のお話をされる際、気丈に振る舞っていましたが、ここまで踏み込んで深く理解をするまでには時間が必要だったのかもしれません。

前世で繰り返している思考や行動のくせは、自分でも自覚しないままにそのように行動していることが多いため、ご自身で気が付きにくかったり、気がついてもどう変えていけばよいかわかりにくいことがあります。このような場合、前世の自分と出会うことで、ご自身を客観的に見ることも可能になり、理解が進みやすくなることがあります。特に、前世の人生を見ることで、そのくせを繰り返したときの結末がわかるため、今世の課題が見えやすくもなります。

以前ブログでもお話しさせていただきましたが、中野さんは、自覚せずに仕事で本音と建前を器用に使い分けるくせがありました。そのため、自分の本心を出さないようにするくせが強すぎて、実は社長からの期待と自分がやりたいことの間にギャップがあったとか、自分の本心を飲み込んでしまっていたことそのものにも、気が付きにくかったのかもしれません。

フォローアップの時間を持てたことで、次に取り組む課題が見えてきました。

続きます。




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