最終的な結論。

 

【亡国への扉】

まずは一応として、日本国としての憂いを箇条書きしたい。

・円安

・自給率は実際には10%未満。なぜなら、農業・漁業で利用する器材もほとんど輸入に頼っているから。野菜の種子も権利はアメリカ。

・イノベーションできない

・少子化、人口減少、メイン労働人口<非労働人口

・輸入物の減少(寄港するタンカーの減少)。つまり、物不足。

・メイン産業の工場は海外

・・・ほかにもいろいろ出てきそうだが、この辺にしておこう。

 

【多くの解決策があるが・・・】

実は多くの解決策が、経済学者、政治学者、社会学者、一般の方などなど既に提案されている。

私からすればどれも正解だと思う。

だが、何一つ実行されない。

それが根本的な原因なのだが、なぜ実行されないか?

これを解決しなければ、どんな良い提案もまさに馬の耳に念仏なのだ。

 

【根本は、構造的な問題】

構造的な問題について解説したい。

まず最初に理解しなければならない事象として、

よき提案、解決策について

・それらを聞くべき人間が理解できず

・それらを聞くべき人間が理解できても行動力がなく実行できず

・それらを聞くべき人間が実行しようとしてもできない壁がある

ということだ。

 

【それらを聞くべき人間が理解できず】

新しいアイデア、よい提案は理解されない。
会社でも公官庁でもそうだが、
理解できない人間が、同じような人間を採用したり、配置したりするからだ。
そのため「理解できない構造」が出来上がってしまう。
先に書いたように、日本の教育は既に硬質化しており、価値観や発想が固定化されている。
実社会では使い物にならない勉強を、後生大事に教え、学び、そして評価している。
新しい事よりも決まったルールに乗る事が優先されている。時にそれはマナーと呼ばれたり、日本人だからという常套文句でいかにも正しそうな正当性で、アップデートはされない。
発想よりも暗記、実践よりも暗記、間違える=悪。
私からすれば、天動説をいまだに唱えているのと何ら変わらない。
これらを変えるには、学校、会社、公官庁の試験採用制度を見直す必要がある。
ただ、その場合、既存の人間たちは正直、邪魔になるだろう・・・特に公務員。
一般企業と違って柔軟性がない組織なので・・・。
 

【それらを聞くべき人間が理解できても行動力がなく実行できず】

厳密には行動力がないわけではない。あるが、失敗と間違えと批判を恐れているので、正しさが担保されているもの、責任の所在が明確なものしか取り合わない。

なぜそのようになったのか?

上記と同じなのだが、失敗と間違えと批判を恐れる人が、無難な人しか採用しないし、配置しないからだ。

アイロニーを含めて言えば、優等生が優等生しか採用、配置しないので、無理もないのだ。

失敗・間違い。批判。これについて、日本人は理解がしずらい。

なぜなら、日本人は、「世の中は同じ価値観、ルール、マナー、共感すること、他人に迷惑をかけない」というものを宗教的に信じているからだ。

学校で、家庭で、そのように育っているし、教わっているからだ。
それを日本人は日本人のアイデンティティーだと勘違いすらしているだろう。

日本人の解釈だと、討論する=意見が違う=相容れない人 という方程式で、

意見が合う=共感できる=仲良くできる という信じがたい方程式が存在する。

なぜか?

学校で、家庭で、討論をしないからだ。

討論をしないので、「考え方が違う=相容れない人」に直結してしまい、

考え方と個人を分離できないのだ。

世界では違う事を知るべきだろう。

考え方、宗教、投票する政党、政治思想、人種と個人は分離されている。

私自身も、アメリカ政府は嫌いだが、アメリカ人は嫌いではないし、相手がムスリムだろうがヒンドゥーだろうが、社会主義だろうが、それはそれ。個人を形成する要素であっても、友達として好きかどうかは別の問題だ。

多くの日本人には、この分離ができない。

そのため、批判された時に、自分自身全体が批判されたと解釈するし、批判する時も、その個人全体を批判する。

結果として、誤った批判の仕方をし、批判に弱い日本人が作られてしまった。

私は幸いにも家庭環境が特殊で、家庭内で討論したり親戚に外国人がいたりなどがあったので、一般的な日本人には育たなかったがww

 

【それらを聞くべき人間が実行しようとしてもできない壁がある】

最後にこれだが、これはさらに2つにわけることができる。

1.部分的な既得特権

先にあげた、

・それらを聞くべき人間が理解できず

・それらを聞くべき人間が理解できても行動力がなく実行できず

の2つのどちらかまたは混在した人間が、既に利益を得られる地位と権力におり、壊されることを恐れている。

ジャニーズ問題、ガーシーさん、堀江さんの野球チーム買収の件、などなど・・・etc

この地位と権力の構造を破壊しなければ、日本が変わる事はできない。

ちなみに、ジャニーズ問題やガーシーさんの逮捕などは、マックスウェバーとか言う政治学者が「構造的暴力」として、100年くらい前?に、示唆している。

 

2.全体的な人々自身の問題

実はこの問題が一番大きいのかもしれない。

日本人、一人一人自身の構造的な問題だ。

「今の日本はダメだ!改革が必要だ!変化が!イノベーションが!」とか

「減税しろ!教育がおかしい!議員が問題だ!」とか

「農業や第一次産業を守れ!」などなどいろいろな声があると思う。

これらを変えることは可能だが、ある犠牲が伴う。

それは、今サラリーマンしている人は失業する可能性があるということだ。

 

なぜか?

悲しいことに、多くの人の仕事が、左記にいろいろ述べた構造的な問題の要素の1つとして組み込まれているのだ。

例えば、過去にあったJALの倒産問題。

JALが倒産しかけた時に税金で助けた。

例えばJALが倒産し解体したとしよう。すると、その下請け、孫請け、関係会社も飛ぶ。

実はあなたの会社や友達の会社にも影響、解雇もありえる。

 

もっと昔話をすると、バブル経済崩壊時に長期信用銀行が倒産、新生銀行として税金投入し復活させた。

なぜ税金投入したかというと、長銀にぶら下がっている企業が多かったからだ。

 

ふるさと納税、地域振興系の補助金で一番美味しい思いをしているのは、JTBや近ツーだ。

もし、これらをもっと安価な企業で処理したら?なんなら、政府が委託しないで自前でやったら?

JTBや近ツーは収益が減るが、もしかしたらあなたの知り合いが失業するかもしれない。

 

つまり、

日本にある議員のムダや、公共事業のムダ、税金投入で企業救済、いろいろなものが国民一人一人を要素の1つとして組み込んだ、巨大で尚且つ、柔軟性がない硬質化した構造として存在しているのだ。

もちろん、そうでない構造要素になっていないものもある。

代表的なのはユーチューバーやインスタグラマーなどだろう。IT系のフリーランスもそれに近いかも。

 

日本を変える、失われた30年を取り戻す・・・・問いたい。

あなた自身や周りの人間が失業する覚悟はあるか?

これは極論ではない。

アメリカがよい実例だ。

スクラップ&ビルドを繰り返している。それがアップデートとして行われている。

(もちろん、アメリカはアメリカで銃、水、ファーストフード関連は、日本以上の構造的な問題を抱えているが)

 

【これから】

構造的問題の破壊=アップデートを日本人は許受できるだろうか?

私からするとバブル経済は崩壊しきれなかった。あれはスクラップ&ビルドの千載一遇のチャンスだったのだ・・・
次のスクラップ&ビルドの機会はあるだろうか?
あるとしたら、その時は政府自体が力を失った時、つまり立て直しができるのか微妙な状況だろう・・・
 

これから、日本合衆国大統領として、国策を書いてみたい

続く