最近、涙腺が弱い。
すぐに涙ぐむ。
年を取るとそーなるとは聞いていたが、ホントなんだなとしみじみ思います。
昨日、久しぶりに筋肉少女帯の
香菜、頭をよくしてあげよう
を聞いて涙ぐんでしまった。
この曲を最初に聞いたのは、高一の頃。
当時、「ボイズンガルズ」って大槻ケンヂさんが司会をしていたテレビ番組があって、それのオープニングテーマでした。
その頃の88は、ほぼほぼ毎週日曜日、友達のTの家に朝から遊びに行ってて、部屋に行くとTが「ボイズンガルズ」を見てて、この曲を知りました。
タイトルからして、そんな涙ぐむ感じはしないでしょ?
当時は88も、「おもしろい曲だな」と思う程度でした。
でも、昨日久しぶりに聞いたら...
グッと来たんです!
大槻ケンヂさんのちょっと笑かしにかかってる歌詞なのに、その歌い方なのか声なのか...とにかくグッときます☆
でも、その笑いの入った歌詞も、よくよくちゃんと聞くと...グッと来るワケで...。
でもでも、ちゃんとその歌詞を理解できてないし、考察できるほどの知識も何も持ち合わせていません。
でも、ちょっと書きたい!
なので、あくまで88が感じたコトを書かせていただきます。(浅いですが...)
そーゆーコトじゃねぇよ!ってのもあるかと思いますが、88はそー捉えた。ってコトで。
(いろいろ間違ってたら教えてください。)
ただ、全部の歌詞についてだと、難しいので、サビ部分で感じたコトになります。
ストーリー(?)的には、「香菜」っていう自分をバカだなんて言っちゃう女の子と付き合う「僕」視点で話は進みます。
香菜、君の頭
僕がよくしてあげよう
香菜、生きることに
君がおびえぬように
作詞:大槻ケンヂ 作曲:本城聡章・筋肉少女帯
発売日:1994年4月21日
曲名:“香菜、頭をよくしてあげよう”より引用
曲名:“香菜、頭をよくしてあげよう”より引用
1番のサビの部分です。
一見すると、ずいぶん相手を上からな感じに聞こえちゃったりしますが...
88には、「君を愛してる」とか「君が好きだ」とかそんな言葉より、「愛してる」ってコトが伝わる歌詞に聞こえます。
この歌の「香菜」ってコは、ちょっと天然だけど明るくていい子なんだと思うんです。
(歌の冒頭の歌詞から)
で、「僕」はそんな「香菜」でいつまでもあって欲しいんだと思うんです。
でも、世の中はいろいろ大変。
だからこその「頭をよくしてあげる」なのかな?と。
そして、隣にいる、いてくれてる人をどうにか守ってあげたい!全ての厄災から守ってあげたいってのを「生きることに君がおびえぬように 」ってフレーズで88は感じるワケです。
香菜、明日、君を
名画座に連れていこう
香菜、カルトな映画
君に教えてあげよう
作詞:大槻ケンヂ 作曲:本城聡章・筋肉少女帯
発売日:1994年4月21日
曲名:“香菜、頭をよくしてあげよう”より引用
曲名:“香菜、頭をよくしてあげよう”より引用
で、その頭をよくしてあげる手段が、カルト映画を教えてあげる。
これ、「何じゃそれ?」ってなるんですが、88には「自分ができる精一杯さ」を感じちゃうんですよ。
自分がこの人を守る為にできるコトは何か!
それがたとえ人から見れば滑稽なコトだとしても、それが「僕」にできる「精一杯」。
でも、その「精一杯」が「BEST」に感じてしまうのです。
「自分には何もできない」じゃなく、
「自分のできるBEST」!
これでいいんだなって。
でね、2番のラストに
香菜、いつか恋も終わりが来るのだから
香菜、一人ででも生きていけるように
曲名:香菜、頭をよくしてあげよう より引用
作詞:大槻ケンヂ 作曲:本城聡章・筋肉少女帯
作詞:大槻ケンヂ 作曲:本城聡章・筋肉少女帯
発売日:1994年4月21日
って歌詞なんですが、ここでは「恋も終わり...」ってなってますが、コレって単なる恋人関係の終わり、別れじゃなく、「死」という終わり、別れもあると思うんです。
自分が死んだ時、いなくなった時、守ってあげれなくなった時...
一人ででも生きていけるように...
そんな先のコトも案じているってコトは、「僕」にとってすごく大切な人なんですよ、「香菜」は!
グッと来ちゃいましたね。
ホントは、歌詞を最初から聞いての...
...この歌詞なんでしょうが...。
でね、この歌詞の「香菜」を例えば88の娘「mana」だと思うと更にグッときちゃうんですよ!
生きるコトに怯えないように、ジョジョを教える88!みたいな!
88は、大事なコトは、結構ジョジョから学んでるからね。
だから、それを娘にも教えておきたいのです!
...と、なんかズレた捉え方だったらごめんなさい。
てなワケで、最近涙ぐんだ曲のご紹介でした☆
全然話がまとまってなくてごめんなさい。
ちなみに、88が最初に買ったCDも「筋肉少女帯」で「君よ!俺で変われ!」って曲でした。