黄道十二宮 地のエレメント 牡牛座・乙女座・山羊座 | Eu sou Homeopata 金沢ホメオパシー

地の宮は、硬く、変化に対する抵抗力があり、分別があり、地に足が着いている。



牡牛座

 

金牛宮。不動の地の宮であり、金星に支配されている。理念を具体的な形に構築し、成形することにかかわるエネルギーを持ち、後年のための礎を築く。生きているうえで必要な基本的なもの、住まい、食べ物と飲み物のありがたみをよく心得ている。知覚が鋭く、驚異的な回復力と忍耐力があり、かたくなに譲らず、変化を避ける。理屈にはほとんど、または全く興味がなく、物事は、「白か黒か」の事実で判断するため、理由によっては影響されないこともある。金融、農業、音楽と芸術の分野で力を発揮する。人間関係では、なかなか自分の気持ちを表さないが、長期間にわたって持続する愛情ある絆を結び、不変のパートナーになる。ネガティブな特性は、鈍感、強欲、融通が利かない、身勝手、過干渉、要領が悪い、などである。身体的な特徴は、頑丈そうな身体、幅の広い肩、短いまたは太い首、低く力強い歌声、そして、全体的にゆっくりした動作。

 

頚椎、喉、咽頭、甲状腺、食道、首の血管、アデノイド、扁桃、リンパ系の疾患になる傾向がある。特有の疾患は、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、クループ、咽頭炎、流行性耳下腺炎と扁桃炎である。

 

 

乙女座

 

処女宮。柔軟な地の宮で、水星に支配されている。多才、実用本位、素早い論理展開能力、良識を差別するなどの特徴がある。注目されることを避け、称賛されると当惑する。気がかりかりになり、自己批判をする傾向がある、誠実。指図を受けて働くような仕事につく、そして能力を発揮し、献身するー介護や教育の分野に秀でている。ネガティブな要素は、小うるさい、潔癖、あら探しをする、狭量、知識をひけらかす、卑しい。身体的な特徴は、標準的な好感のある外見、伏し目がち、ぎこちない速足、はつらつとした雰囲気。

 

腸、消化器系、特に膵臓、十二指腸、小腸、脾臓、肝臓、腹壁筋の疾患になる傾向がある。特徴的な疾患は、糖尿病、低血糖症、腸管腫瘍、吸収不良、膵炎、大腸炎、寄生虫感染症、胃腸炎、肝疾患(脂肪肝、肝炎、肝不全など)、脱腸、ヘルニアなどである。

 

 

山羊座

 

磨羯宮(まかつきゅう)。活動の地の宮で、土星の支配を受ける。規律、義務、大きな計画に向けて秩序だって計画する高い能力を備えている。分別があり、打算的、金融に精通しており、建設事業や、公務、政治、法務、事業に興味を持つことが多い。人間関係では、うぬぼれが強い、または優位にたつ、外面の控えめでクールな態度の陰に、感情を隠している。しかしながら、安定した、責任のあるパートナーになる、肉体的に、強く長くつながることができる。ネガティブな面は、冷たい、怒りっぽい、あら探しをする、暗い、人を操作する、うぬぼれる、悲しみに沈むこと、などである。身体的な特徴は、やせている、骨ばった体格、権威のあるゆっくりとした雰囲気と動作、実年齢よりも老けて見える。

 

骨、骨格(特に膝と膝蓋骨)、膝窩動脈および静脈の疾患の傾向がある。胆嚢と、腸の機能にも影響を与える。特徴的な疾患は、リウマチ、関節炎、痛風、乾癬、その他の皮膚疾発疹、膝の外傷、胆石と痙攣。