毒親という言葉がありますね。
前回の記事も親への怒り、でした。
機能不全、一緒に居ても元気になれないなら
それは家族と呼ぶのでしょうか。
誰かが我慢しなければならない環境、
支配型の親が原因で子どもが不登校なんて
話もよく耳にします。
今度はAさんの毒親への怒りです。
Aさんの場合は親が何でもチェックして
覗くクセがあり、部屋、ノート、電話、体の成長まで
親がのぞいてくるというものでした。
性的に気持ちが悪い、それも父親ではなく母親からの、
というものでした。
いろいろあり、どんどん自身がなくなっていき
高校から中退して行かなくなったそうなんですが
ニートをしているときにネットでホメオパシーを知って
ラックのレメディーがよいのではないかと
たどり着いて飲んでみたそうです。
怒りがあるとわかったとき、家の中であばれたり
親に暴言はいて喧嘩したり
今までの大人しいAさんからは考えられない行動を
とったようでした。
おしつけがましいところが嫌いだと
言えるようになったわけです。
暴れること、暴言を吐くことは悪いことでしょうか。
それだけ、自分というものが出てきて
表現するエネルギーがわいたということですね。
「何もできないと思ってたやろ。
お金たまったら出ていくからね。」
これが仕返しなのだそうです。
まあ、いずれにしても、実家や故郷を離れて
一人暮らしをするのは生活力がつくので
とてもよい経験だと思います。
バイトを始めることになり、
今ではホメオパシーの相談会も受けれるようになって
良かったと思います。
まだまだ葛藤は解消されていないかと思いますが
ご自分の力で動き出した、ということはすごいことです。
それだけのエネルギーがちゃんとAさんの中にあったのですよ。
自立を抑えられた反動、
これから社会に出たら楽しいこともいろいろあるでしょう。
どんな高価な化粧品よりも、美容効果もあると思います。
親に抑えつけられるも親にお金を出してもらうも同じ
そんなのより自分の力で頑張ったほうが何倍も綺麗です。
親と仲良くなくてもいいし、
仲良くしてもいいし、
納得できる距離で居ていただきたいです。
何でも親に監視されていては、窮屈すぎますね。
親が過剰な期待をかけるとか、子離れできないとか、
親の問題にもホメオパシーは役立ちますが
その本人が自覚して自分でもやりたいと
思わない限り、無理だと思ってください。
なぜなら、支配型のタイプは
誰かに言われてやるというのは反発してくると思いますので。
そして、世代の価値観など変えることが難しいものも
あるので、親に変わってほしいと期待をかけるのも
やめたほうがよいと思います。
ご自分にとっての居場所や納得できる人生を
選んでいってほしいです。
毒親だったからこそ、自分の力がついたという体験を
聞くと、私もヤル気が出ます。
これこそ、毒が薬となった話です。