水色のランプの精 -16ページ目

e36-大人・・・?

ある日、彼女のいちばんの親友と食事をすることになった。








オレは二人のことをまだ誰にも言ってなかったが、彼女は何人かに言っていた・・・    (°д°;)












以前にほんの一言二言だけ電話で話したことはあったけど、ちょー緊張・・・     (((( ;°Д°))))












待ち合わせの場所に友達が現れた・・・








 話はリナからいろいろ聞いてたけどやっぱ緊張すんな~








こういうのって ぜったい値踏みされるからさ・・・  ルックス、服装、トーク etc












「初めまして、安西です。あっ いつもリナがお世話になってます!」   単なるサラリーマン挨拶やないか・・・






 ← あ~ぁ しょっぱなでこれか・・・ おもしろいこと言えなかった・・・ 掴めなかった・・・ とひそかに落ち込む










「はじめまして、レイコです」












実際、なに話したかほとんど覚えてない・・・。








まぁ 普通には話してそこそこ盛り上がったけど








それより、この時は別にうれしいことがあったから そのことだけ頭に残ってる。














席に着くなりリナが












「おしゃれでしょ~」










「英語もペラペラなんだよ~」








「会社の~を全部まかされてるんだよ~」












とか なんかちょっとした相手の相槌以外 立て続けに褒めてくれたんだ。








面と向かって、あまり褒められたことなかったし、なんか意外で・・・







でも、いちばんうれしかったのは












「ホントに大人・・・」










彼女は自分が甘えられる人にだけわがままを言ってしまうこと、仕事の事情などで迷惑をかけてしまうこと、など








を自覚していて感謝してくれた。普通だったらぜったい怒るような場面でもオレは怒らないから彼女はそう思って








くれているみたい。 でも、思いがけず ホントうれしかった。












オレは特別に気が長いほうじゃないけど、待ち合わせの時間にしても、こっちの思うようにことが進まないときも彼








女に悪気はないしベストを尽くしてくれているとわかってるから、事情が理解できるから頭にはこない。












むしろ、自分的に尊いと思うのは、理解できないとき、信じられないようなときに相手を信じ続けること。












相手を疑ってそれを言葉に出し、実は事実と違い 相手を傷付けるよりは 信じ続けて自分がだまされるほうがい








い。それでダメならあきらめがつく。相手を疑い そのことで傷つけ 関係が壊れるなんて納得できない。後悔だ








けが残ることになると思う。














正直、理解できなかったり、疑ってしまうときはあるけど これからも信じ続けていこうと思う。





















e35- 泣きながら電話を・・・Ⅲ




翌日・・・




彼女の地元近くの駅で車で拾ってもらいお昼を食べに行った。




会うと、彼女はケロリとしていた 




あんなに泣いて取り乱してたのに・・・とは思ったけどちょっと 安心した。




ちなみに目は腫れてて しかも スッピン       ( ・(ェ)・)






昨夜の続きの話を少しはしたけど、もう落ち着いたみたい。






ときに自分でごまかしていたり、押し殺している感情が表に出てそうやって取り乱してしまうことがある。





たくさん飲んだときなんかに、いっしょにいると「甘えん坊」が顔をだし、いっしょにいないと「不安」や「葛藤」が顔を



出す。








どんな時でも、どんな事でも優しく包み込んであげたい・・・。






もう、誰よりもキミが大切だから・・・









e34-泣きながら電話を・・・Ⅱ




この時、なにを話したのかあまり覚えていない。





話をよく聞いて相槌を打ち、ときどき彼女の気持ちを楽にさせてあげられる言葉を選んでかけたつもり。






この時やその後も彼女がときどき口にする言葉は






「わたしはあんくんの気持ちに素直に応えられてない・・・」




確かにこの時はまだ、彼女の口から「好き」という言葉は聞いていませんでした。








オレがこの時話したことでぼんやりと覚えているのは






「オレはこういう関係は初めてで、リナも既婚者とは初めて。今は仕事も忙しくて余裕もない。独身同士が付き合



うのにくらべて状況は誰がどう考えても複雑だよ・・・。だから、いろいろ 考えちゃって素直になれなかったり、独



身同士では考えなくていいようなことを考えたり、直面しなくていいようなことに直面したりすることもある。オレだ



っていろんな葛藤があるし、リナみたいに「好き」っていう気持ちと別の感情がぶつかって複雑な気持ちになった



してしまうこともあるよ。余裕がなくなるときもあるし、裏腹なことを言っちゃうときもあるんじゃないかな?



だから、ムリしなくていいから・・・ いつでも話きくし つらいときは泣けばいいから。今日みたいに、いつでも、気



持ちをぶつけてきて・・・。 受け止めてあげるから・・・ オレはだれよりもリナが大切だから・・・」







「うん・・・・ ありがと・・・・・」






「だいじょーぶ? 少し落ち着いた?」






「・・・・うん」






次の日、お互い休みで、この会話をする前に「明日、時間作って会おう。話ちゃんと聞くから」と約束していた。






「よかった・・・、じゃ また明日ね」





「うん、バイバイ・・・」






こんなやりとりがあって電話を切ったと思う。 けど、後で聞いたのは




在来線の中でも泣きっぱなしだったって・・・ことです     (・Θ・;)




この子は感情が高まるとダメなんだ・・・





そんなことも彼女を愛おしく思う理由の一つ・・・かな