長い間ジュエリーの作品をアップしてなかったんでずいぶん溜まってしまいました。全部紹介したいところですが、それはピンタレストでも見てもらうことにして、最近の作品の抜粋です。

なんか定期的にアールヌーボー熱みたいのが出るようで、急に作りたくなるときがあります。今回新しい試みとして唐草を一部二重の線で表現したところと、枠の部分を二段重ねにして立体感を出してみました。あと今までブラに使うことが多かったパーツ(オリジナル)をパールの突き刺しに使ってます。絵はケンブーで水面に浮かぶ睡蓮の葉を様式的に表現しました。箔を重ねたところに段差ができることで流水文の連続性が損なわれず、いい効果が出ました。

 

前作がフェイスブックで脅威的大好評だったので、気をよくして第二弾を作りました。評価が高くても値段が高いと売りづらいのが現実です。これは前作よりは多少お手軽バージョンで、おかげさまですぐ売れました。

 

これも私の中ではアールヌーボーのつもりで作ったんですが、出来上がったものはどこかゴスっぽいです。私はそっちの方もまんざらではない方なんで、それもまた良しです。一度いぶしてからいぶしを落として、アンティークっぽい感じにしました。ラブラドライトは少し傷のある、あまりいいものではなかったんですが、かえって時間を経た感じになってこれにはあってました。

これも好評ですぐ売れました。

 

それなら二匹目のドジョウをということでこれを作りました。IJTでちょっと変わったカットのアメジストを見つけたので買ったんですが、それをアザミの花に見立てました。花の下の柄の部分はトゲをを四層に分けてそれぞれのこぎりで切り出して、ロウ付けして作ってあります。狙いとしては手前に立体的な花、奥に絵画的で平面的な花を対比して置きました。

 

こちらがお店ですので良かったらお立ち寄りください。

 

 

なんだか公式ジャンルというのができて以来、バレエ以外のことが書きにくい雰囲気になってしまいました。ほんとは更新を即すためにできた制度でしょうが、逆になってしまいましたね。

 

今回はお知らせです。ブログ始めました。

と言っても自分のネットショップ内で作品の製造過程を紹介する、画像中心のブログです。お客様にこうやってできた作品です。だから普通のシルバーアクセよりちょっとお高いんです。ということを分かってもらうのと、あとは他のジュエリーアーティストの方々に情報提供と言う目的で始めました。私のフェイスブックのお友達はほとんどが同業者なので、そういう人たちにも何かお役に立てるものをと考えています。

 

このブログのブロ友さんはバレエ関係が多いんであまり関係ないとは思いますが、興味があればちょっとのぞいてみてください。

https://www.kaznesq.com/blog

 

最初に出るページは記事の途中までですので、"Read more"と言うのをクリックして続きを読んでください。

 

皆さんはまだ先日のウィーン国立バレエの余韻が冷めやらぬ頃だと思いますが、ヌレエフ・ガラで演じられた「ヨーゼフの伝説」について語らせてください。

 

このバレエを初めて見たのはクラシカ・ジャパンの無料放送の時でした。マシュー・ボーンのバレエを見た後その流れで次の番組を見たらこれをやってたんですが、圧倒的にこちらの方が良かったです。ほんとに録画しとけば良かったとくやまれます。

先日のケテヴァン・パパヴァとデニス・チェリェヴィチコの踊りも良かったんですが、テレビで見た方の二人の踊り、特に黒人の女の人の踊りには圧倒されました。ジュディス・ジャミソンと言う人だそうです。この人はあのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターという黒人ばかりのカンパニーの芸術監督もしたらしいです。詳しくはこちらを。

とにかく腕と脚が長い上に手も長い。この体型で踊る踊りは圧倒的な迫力があって一度見たら目に焼きつきます。もちろん技術と表現力があてのことですが、正直言ってこのあと誰の踊りを見ても、もう満足できないと思います。

男性ダンサーもいいです。ケヴィン・ヘイゲンと言う人だそうですが、やや童顔っぽい顔立ちと、それとは裏腹な肉体美!

クラシカ・ジャパンで時々放送されてるみたいですから、機会があったらぜひご覧になることをお勧めします。