皆さんはまだ先日のウィーン国立バレエの余韻が冷めやらぬ頃だと思いますが、ヌレエフ・ガラで演じられた「ヨーゼフの伝説」について語らせてください。

 

このバレエを初めて見たのはクラシカ・ジャパンの無料放送の時でした。マシュー・ボーンのバレエを見た後その流れで次の番組を見たらこれをやってたんですが、圧倒的にこちらの方が良かったです。ほんとに録画しとけば良かったとくやまれます。

先日のケテヴァン・パパヴァとデニス・チェリェヴィチコの踊りも良かったんですが、テレビで見た方の二人の踊り、特に黒人の女の人の踊りには圧倒されました。ジュディス・ジャミソンと言う人だそうです。この人はあのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターという黒人ばかりのカンパニーの芸術監督もしたらしいです。詳しくはこちらを。

とにかく腕と脚が長い上に手も長い。この体型で踊る踊りは圧倒的な迫力があって一度見たら目に焼きつきます。もちろん技術と表現力があてのことですが、正直言ってこのあと誰の踊りを見ても、もう満足できないと思います。

男性ダンサーもいいです。ケヴィン・ヘイゲンと言う人だそうですが、やや童顔っぽい顔立ちと、それとは裏腹な肉体美!

クラシカ・ジャパンで時々放送されてるみたいですから、機会があったらぜひご覧になることをお勧めします。