パスカル進学教室 教室長のブログ -54ページ目

パスカル進学教室 教室長のブログ

千葉県茂原市にある学習塾、パスカル進学教室の教室長の雑記です。
学生さんや保護者の方々に役立つような情報を配信できたら…と思います。

余録:熱中症防止策


 試飲サービスというとデパ地下が思い浮かぶが、江戸時代も試飲で人気だった商売がある。
その売り声は「本家烏丸、ビワヨーオートー」--京都・烏丸に本舗があった「枇杷葉湯(びわようとう)」というビワの葉と薬草類を煎じた薬湯のことである。


▲売り声はこの薬湯が暑気あたりや霍乱(かくらん)、今でいう熱中症に効くと続ける。
そしてお代はいらない、みなに振る舞うので、よかったら買ってくれというのだ。
夏の間、店頭や行商の路上で行き交う人に振る舞ったが、おかげで枇杷葉湯は浮気な人を指す言葉になった。


▲「売りながら枇杷葉湯は立ちくらみ」の川柳もあって、その薬効のほどは知らない。
しかし炎天下の往来で通行人に水分をとらせたのは熱中症の防止に大いに貢献したろう。
この夏、その熱中症防止策がひときわ気がかりだ。


▲きのうは九州南部で平年よりも16日、昨年より22日も早い梅雨明けとなった。
すでに関東地方も先日、梅雨時としては記録的な暑さに見舞われている。
来月は西日本・東日本ともに気温は高めになりそうだとの見通しを聞けば、なかなか厳しい節電の夏が予想される。


▲猛暑の昨夏、熱中症で手当てを受けた人の半数は65歳以上だった。
節電の呼びかけに一生懸命に応じようとする律義さが健康を損ねる結果を招いてはやりきれない。
エアコンの上手な使い方や水分補給など、周囲もお年寄りには十分な目配りをしたい暑さとの戦いだ。


▲気象庁は今夏、35度以上が予想される猛暑日に「高温注意情報」を出して熱中症に注意を呼びかける。
猛暑対策でも、お代はいらない、みんなに振る舞うとの心意気をあちらこちらで見たい震災の夏だ。


***社説終わり***


節電も大切ですが、一番大切にしてほしいのは自身です。
皆が知恵と工夫を使い、この夏を乗り越えられることを願っています。


パスカル進学教室(茂原市)

いつもの散歩道を狭く感じたのは、左右からせり出す草垣のせいだった。
ひと雨ごとに緑が深まり、ガサゴソと葉を広げ、つるを伸ばす。
この時期、植物にみなぎる生命力は怖いほどだ。


〈夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡〉の句も、新暦なら今ごろだという。
芭蕉は草いきれの高台に立ち、ここ平泉で非業の死を遂げた源義経ら、500年前の武人たちに涙する。
「おくのほそ道」の佳境である。


岩手県平泉町の中尊寺や毛越(もうつう)寺が、小笠原諸島に続いてユネスコの世界遺産に登録された。
平安末期、奥州藤原氏3代が砂金の財力で築いた地方政権。
辺境差別に抗し、戦乱に散った万物の霊を慰める「この世の極楽浄土」を志すも、本州統一に燃える源頼朝に滅ぼされる。
義経との縁が仇(あだ)となった。


「夏草や」を芭蕉の随一とする研究者は多い。
その一人、ドナルド・キーン氏(89)はかつて、平泉について「浄土の印象が強い。あの世が要らない」と、盛岡でのシンポで語っている。


氏によれば、アンコールワットや敦煌など、名だたる仏教遺跡には辺境に佇(たたず)むものが少なくない。
平泉の違いは、忘れ去られた期間がない、一度も死んでいないことだという。
俳聖が〈五月雨の降り残してや光堂(ひかりどう)〉と詠んだ金色堂は、時の風雪に耐えて輝く。


東北が未曽有の災害に遭い、惨状を見たキーン氏が日本国籍の取得と永住を決めたその年、北の浄土は世界の宝になった。
仏縁という言葉がふとよぎる。悠久を生きる平泉にいま一度、鎮魂と再生が託された。

***社説終わり***


世界遺産のニュースは、とてもいいニュースでしたね!
時間がある方は、平泉を観光するのも素敵かもしれません。


パスカル進学教室(茂原市)


この夏のボーナスは何に使いたいか。
電通総研がアンケートしたら、「国内旅行」が他を断然引き離したそうだ。
気分を解き放ちたい。知らない風景に出会いたい。
晴れやらぬ時節だけに、ささやかな非日常への憧れがふくらみを増す。


さて、この人たちの使い道は何だろう。国会議員のボーナスが来週支給される。
一般は262万円で、閣僚350万円。西岡さんら両院議長には440万円。
菅さんは480万円だが、一般より多い額は返納するそうだ。
とやかく言いたくはないが、釈然としない人は多かろう。

内閣不信任案の提出、そして否決。与党内の造反と腰砕け。
前首相は現首相を「ぺてん師」と呼び、日ごろは何をしているのやら、こんな時だけ顔を見せる騒動好きもいる。
総じて政治に信頼がなさすぎる。


先日、小紙の公募「大震災を詠む」の入選歌に〈大津波逃れし人の避難所に百余の靴の整然と並ぶ〉とあった。
被災地のモラルは世界から称賛された。
しかるに永田町のありさまは、踏みつけ合って破れた泥靴が、乱雑に脱ぎ捨ててあるような図だ。

国民は程度に応じた政府しか持てない、と古来言う。
だが日本国民の程度からすれば、もう少しましな政治はもてないものか。


プロの劇場で、プロの木戸銭を取って草芝居を演じられてはつらい。

退陣表明もどこへやら、首相は居座る。腹を切った後も延々と長ぜりふを続ける、田舎芝居の殿様のようだ。
退陣時期を示して不信の霧を払うのも、給与賞与のうちである。


***社説終わり***


国内旅行、賛成です。
ボーナスをもらった方は、是非国内旅行でガンガン消費して、経済を活発にしてほしいと思います。


時代は変わりました。
政治も変わっていかなければなりませんね。


パスカル進学教室(茂原市)