盛岡市内から秋田方面へ、車で30分ほどと近い温泉地なので
盛岡の奥座敷とも言われている繋(つなぎ)温泉には、ホテル紫苑やホテル大観、
愛真館と大型温泉ホテルが建ち並び、何度も宿泊したものですが、今回のお宿は
はるかに小さな温泉民宿です。
源泉かけ流しのお湯と、口コミで評判の夕食を体験してみようと出かけました。
愛車の1年点検が終わり、繋温泉手前のダム湖「御所湖」の湖畔に到着。
左の白いホテルが紫苑で、その右のレンガ色の建物が大観。
目的の民宿は大観の裏側にある谷筋にあるらしい。
*デジカメを家に忘れてしまい、撮影は全て、慣れないスマホのカメラなので
ぶれぶれ写真が多いです・・・
で、お宿の駐車場に到着。
崖下の狭い土地にキッチリ建てられた、予告編でお知らせした通りの、
まるでアパートのような外観だった
無料の駐車場は6,7台が停められます。
大きなホテル・愛真館のすぐ手前にあったのですね!
いままで知らずに、何度素通りしていた事か・・・💦
玄関
「三代目 山新」とな?
三代目 山新の下に、「組」が入れば・・・恐ろし気な宿になりそう(笑)
玄関を入れば、左に男女別の浴室があり、その反対側が小さな受付になっていて
受け付けの窓は開かず、声を掛けると、ご主人がドアから顔を出しました
狭い敷地に建つお宿なので、全てがコンパクトに設計されていて、1階中央部分には
事務室と調理室があり、左端がお風呂で、右端が食堂となっていて、1階を貫く廊下は
なく、玄関から食堂へと直接行けるのは、オーナーだけだ。
お客さんは2階の部屋から左右の階段を降り、お風呂や食堂へ行く構造です。
でも、建物はそう古くはない様子でした。
実際には部屋は10室ほど有りそうですが、3階は使われていないらしく
全5室は2階に集中していた。
エレベーターはないので、玄関正面突き当りの狭い階段を昇り、2階へ。
2階の中央付近崖側には有料のコインランドリーと、共同の洗面台が2つ。
ドライヤーがあるのは、ここだけ。
特筆ものとしては、洗面台のお湯の蛇口をひねれば、出てきたお湯は
なんと、硫化水素臭がほのかに香る温泉水だったこと!
洗面台のななめ後ろには、これも共同ですが、ウォシュレット式トイレも
完備し
私の部屋のすぐ隣にあり、大いに助かった
ともあれ、案内された部屋へ向かう。
部屋に踏み込みはなく、引き戸を開ければ、即、客室です。
おまかせコースの部屋は6畳間で、既にふかふかの布団が敷かれていた。
一人旅には、これで十分ですが、他に、やや広い8畳間もあるらしい。
部屋の窓を開ければ
全室が開放的なマウントビューだ
なかなか、眺めは良かったです。
向かい側の森からは、一羽のホトトギスがかん高く鳴く声が響くほど・・・
自然豊かな環境でした
次回は部屋の詳しい様子と、お風呂編を。
つづく