「茜………本気できたらどうだ」
「…………そうね………そうしようかしら」
その場から離れながら
(やはり村雨お姉さんは強いよ………)
村雨を見る
その構えから隙が………見当たらない
(………やはり村雨お姉さんには勝てる気がしないが………)
視線をナナツとアデルに向けると、必死に兵士と戦っている姿が見えた
(……………あの二人も…………私も………私も………頑張らないと………)
「茜!今は戦っている相手を見なさい!」
その一言で再び村雨お姉さんを見る
「そうね………村雨お姉さんを倒してあの二人を助けにゆく」
「殺れるものなら殺ってみな茜」
「そうする」
茜は一つ大きく深呼吸をすると、迷い無く村雨に突っ込んでいった
「アデルそっちはどう」
「敵の数が多すぎて、デビルに近づけない、ナナツは」
「同じよ………あれさえ倒せばなんとかなると思うけど……これをなんとかしないと……なにか手はない」
「とりあえず集まらない?」
「わかった」
ナナツは警戒しながらアデルに近寄ると
「どうする」
「ナナツもっと近づいて」
言われるままにアデルに近づくと、私にしか聞こえない声である作戦が伝えられた
「…………それ本気?」
「本気、これしかあれに近づく作戦がおもいつかない」
「……………やるしか無いか」
とそこに
「作戦会議は終わりましたか」
今まで黙っていたデビルが話しかけてきた
「今からそこに行くから覚悟しなさい」
「ナナツ………それは楽しみだね、さあ早くきなさい」
ナナツとアデルは目を合わして、行動を開始した