大手外食チェーンの未払い残業について東京地裁の判決がありました。
盛んに報じられていたので、皆さんご存知の通りです。
影響は外食産業にとどまらないでしょうね。
このような裁判があると、賞賛や人件費を心配する声などが上がります。
実は人事労務管理の分野では他にも考えることがあります。
例えば、
一般的に日本では管理職には強い人事権を与えず、一定のクッションが置かれています。
精進の足りない管理職の権限を一定程度抑制する作用があるわけです。(場合によって良し悪しですが)
また、管理職にプレイヤーとしての職責を与え、より機動的な現場管理を可能にしている企業もあります。(これも場合によって良し悪しですが)
判決をきっかけに、これらを考慮もなく失うのは避けたいところです。
もっとも、今回の事案は報道を鵜呑みにする限り、企業側の落ち度が大きかったような気がしますが。
経営と一体的な地位とは何か。
相応しい待遇とは何か。
このあたり、一考が必要ですね。
判決文を入手したら確かめたいと思います。