議論が盛り上がっている基礎年金方式の問題。
現行の社会保険方式から税方式への移行が言われています。
この議論で取り上げられる問題をいくつか。
1、年金とは何か
社会保障と福祉は違うものであり、年金は前者なのだから社会保険方式が筋では?
基礎年金は最低の生活保障なのだから、福祉に近いもの=税方式が良い。
こんな感じで考えが異なります。
2、義務の履行と給付の関係
現在の年金は賦課方式といって、世代間扶養です。
現役世代が今の高齢者を支えるという意味です。
厚生年金を含めた年金原資の積み立て額(蓄え)は、たしか百数十兆円。
蓄えたお金だけでは数年分にしかならないから、事実上世代間扶養なのです。
だから掛け金納付の実績(義務の履行度合い)に合わせて老後の支給額を決めます!というルールだったわけです。
では税方式に切り替えるとどんな問題があるのか。
マジメに納付してきた人の、今までの実績がチャラになるのでは?との疑問なんです。
義務を履行しなかった人にまで支給するのか?
つまり今までの義務の履行、不履行をどう反映するかが課題になります。
3、税方式の財源をどうするか。
消費税アップで対応することに国民の理解を得られるか。
もっとも難しい問題ですね。
こんな感じで捉えていますが、間違ってたらどなたかご指摘下さい。
私としては基礎年金を税方式に切り替えるなら、厚生年金の方にももっと工夫をきかせるべきだと考えます。
ここから先は複雑になりすぎるし、長くなったからこの辺でおしまい。
たまには社労士らしいことを書け!とのご意見に応えました(汗)