麻疹の流行におもう | 出産を機に専業主婦になった

出産を機に専業主婦になった

2016年に結婚
2017年に第一子出産
2021年に第二子出産
現在は専業主婦で子育て専念中

近頃テレビで、麻疹の流行を心配するニュースが流れていますよね。



私はいわゆる「1回のみ接種した」とされる年齢です。1回目は3歳頃に麻疹ワクチンを定期接種で受けています。



記憶にはないのですが、その後大学生の時に2回目を接種したようです。定期接種ではないので、おそらくその頃にも麻疹の流行が見られ、母が心配し、かかりつけだった病院に予約を入れ接種したものだと思われます。




話は麻疹から風疹へとうつります。



妊婦健診の初期段階で、種々の抗体検査があると思うのですが、私は1人目妊娠時の検査で風疹抗体が足りていなかったんです。



でも、出産年には特に風疹が流行ることはなく、産院でも感染への注意を呼びかけられることはありませんでした。



そのため、風疹抗体が妊娠初期の妊婦にとって大切であることを全く把握していなかった私です。

(無知って怖いな、とその後の私は思うわけですが。)



1人目が生まれた翌年、私は何某かのきっかけにより風疹抗体について知識を得ることになりました。1人目の母子手帳の風疹抗体検査の結果を確認すると、HI抗体価16倍。



そうです、抗体不十分です。



たしか当時暮らしていた自治体では、一回しか接種していない、抗体が不充分で妊娠希望の人については風疹ワクチンの補助があったのでそちらを利用して娘がお世話になっていた小児科でワクチンを接種しました。



その時に、病院に勧められてMR(麻疹風疹混合)ワクチンを打ったのか、すでに風疹・麻疹の単独ワクチンがなくMRワクチンを打ったのかは定かではありませんが、私はMRワクチンを打ったのです。



さらに、そこから数年しまた妊娠しました。おそらくそこでまた風疹の抗体検査がありました。64倍はあるだろうと思っていたのに、まさかの32倍。



風疹に至っては、おそらく私はこの時点で3回は接種していると思われます。それでも32倍。先生からも、不充分ではないし32倍あればとりあえずは大丈夫でしょうと言われました。



その時お腹に宿った子は初期の自然流産してしまったわけですが、やはりひっかかる32倍という上がりきらない抗体価。姉は2回接種だと思うのですが甥っ子の母子手帳を見せてもらうと64倍と充分に抗体があったのです。



心配性の私は先生に相談し、一定期間妊活はストップすることを条件に、MRワクチンをもう一度接種することになりました。この時にはもう病院側から風疹単独ワクチンは現在(その病院には?)ないと言われ、MRワクチンを打った気がします。



そのような、私と風疹抗体との長いたたかいがあり、結果としては風疹抗体をつけると同時に麻疹抗体をつける機会を得ていたわけです。




私自身の母子手帳を母からもらっているのですが、母子手帳と母の記録を振り返ると、私はこれまでに風疹・麻疹ともに4回ずつワクチン接種しているようです。(おそらくこんな人はかなり珍しい。)



こんなことも、母子手帳がなければわからなくなってしまう。母子手帳って本当にすごいです。



ちなみに主人も、生まれ年により公費で風疹ワクチンが受けられますという通知がきていたので、抗体検査をしたところまさかの8倍だった気がします。



本人は、風疹は子供の頃にかかったと自信満々に言っていたのですが、明らかに罹患したことないですよねという数値。記憶ってあてになりません。



しかも30年40年前に、風疹かどうか、麻疹かどうかなんて罹患した際に検査なんてしてないと思うんです。(今はわかりませんけど。)

症状から先生が判断する、というような感じだったのでは?なんて思ってしまいます。




今また麻疹の流行が懸念されていますね。



長女は2回接種を終えていますが、次女は2歳なのでまだ1回しか接種していません。(風疹の話ではありますが)私のように抗体がつきにくい人間というのはたしかにいるもので、次女が1回接種でもしっかりと風疹・麻疹抗体がついていることを願うばかりです。




ロタも、長女の時には任意接種、次女の時には定期接種と時代も変化しております。



いまだにおたふくかぜの予防接種は任意ではありますが、私は「当てるものは打つ」「打って防げるものならば打つ」となんの迷いもなく打つことにしています。



あの時打っておけば…と思うことがあってはならない。私は自分の子どもに対してはそういうおもいでワクチンと向き合っています。





ですが。



主人、私、長女はそれぞれ新型コロナワクチンを4〜5回は打っています。みんな最後に打ったのはたしか2023年の11月。

(まだ実績の少ないワクチンなので、さすがに次女には接種させていません。)



しかし、今年1月になり長女が(おそらく学校から)新型コロナウィルスをもらってきて、あっさり家族全員にうつったのでした。



まあ、感染予防できたらラッキー。感染は仕方ないにしても、罹患した時に軽傷で済むことを信じて接種していたのに、主人と私はすごくハアハアでした(笑)。次女も高熱が続きましたね。



予防接種、効果あったの?!ないですよね?!と思わずにはいられない私なのでした。



これから麻疹がどの程度の流行となるのかはわかりませんが、コロナにインフルエンザに麻疹と、次から次へと気をつけなければならないものが流行って大変です。



みなさんも、感染症には十分お気をつけくださいませ。