”のら猫にされる飼い猫” | ゆづきの『おしゃべりリストランテ』

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だらだら気まぐれに書き込むつもりです(^^ゞ

セールスやバトン等は、基本的にお断りしていますので 悪しからず( v^-゜)♪


私が去年保護した『あま太郎』。

初めて出会った時から、スリスリゴロゴロしていたので

最初は「エラく人なつっこい子だなぁ。野良ちゃんなのに。」と、思ってました。





でも、他のブロガーさん達の色んな話を見て、もしかしたら あま太郎は捨てられたか置き去りにされた子なのかも…と考えるようになりました。


それから2年近く経ち、久し振りに見掛けた あま太郎は…見間違いかと思う程、酷い状態で私の前に現れました。


頭部の疥癬、左後ろ足の酷い腫れ。
酷い下痢も患っていました。

要介護1の母がいましたが、そんなのを考える間もなく、本能的に保護していました。

それからすぐケージとトイレを買いに走り、あま太郎をケージに入れてから、動物病院の先生と相談して、すぐ診察して頂きました。

最初はミカンとは違うドライフードを与えていましたが、途中から同じロイヤルカナンのセンシブルを与えました。
ウェットには、ミカンと同じ乳酸菌をかけて与えました。

そしたら、お腹は少しずつですが改善しました。


疥癬と足の怪我(腫れ)は、約1ヶ月かけて ほぼ治りました。




そして、介護の為の部屋を作る為の断捨離と工事の為に、あま太郎を避難させなくてはいけなくなり

必死で あま太郎の居場所を探しましたが見つからず

色んな保護団体さんに相談をして、西濃地域猫の会さんに辿り着き

『犬猫みなしご救援隊』さんに、終生で預かって頂く事になりました。

その頃の あま太郎です。



《保護した時から1キロ増え、ふっくらとした可愛らしい姿に。》


ミカンの性格は、超が付くくらいの甘えん坊でヤキモチ焼き。
逆に 優しい あま太郎が傷付けられそうで、あま太郎の安全を考えての判断でした。
本来なら優しくても、人間の男性には容赦なく激しい威嚇をしていましたし。

ましてや、あま太郎は猫エイズ陽性。
ミカンと あま太郎の事を、真剣に考えてお預けしたんです。

お金は勿論、お婿入りの為に買い揃えていた色んな物も、一緒に持っての預かりでした。

今は(当然ですが)全て治り、去勢も済んで

栃木拠点の皆さんと中谷さんの愛情を沢山与えられ、のんびり暮らしています。


本当に本当に手放したくなかったけど、これで良かったんでしょうね。


あま太郎は大変な思いをしつつも、結果的には幸せになれました。
でも、実際私の周りには、まだ何匹かの外猫さんがいます。

もしかしたら、その中にも捨てられた子や置き去りにされた子もいるかも知れません。

どんな理由にせよ、自分で飼えなくなったのなら、自分で里親さんを探すか 探すのを助けて貰えば良いんですよね。

私は古典的なポスター(写真を貼って、手書きで作りました。)で、ミカンの仔猫の里親さんを探しました。
今はインターネットの里親探しのホームページもありますし、そちらでも可能です。

自分がいきなり家から出され、着る物も食べる物もなく、誰も頼れなくなったら…。
そう考えたら、大事な飼い猫を捨てたり置いていくなんて出来ない、普通なら。

あま太郎だけでなく、大好きなママやパパから 要らない子にされたら、体はまだしも、心に大きな傷を負います。

そんな哀しい子を増やさない為にも、自分の大事な子に、少しでも早く新しい里親さんを見つけてあげて欲しいです。

まとまりなくツラツラと思うままに書いたので長くなりました、ごめんなさい。

心から願います。
どうか、大好きなママやパパから『捨てられる』哀しい子が、1匹でもいなくなりますように。