松江出張でした

私がちょうど今回島根に訪れた時は、
5日の出雲での大祭(全国から何百万という神様が集まる)前で、
大祭を控えて、昨日あたりから全国からぼちぼち神様が雲に乗ってやって来ているそうで、
毎年この時期は曇りがちになるそうです。
が、結構晴れてましたよ

松江というだけあり、松がたくさん生い茂ってました。
愛媛の松山や、長野の松本もこういう感じでしょうか?
小泉八雲さんの住居跡もありましたよ。
そういえば、JRの特急やくもに乗ってまいりました。

では、松江の食をご紹介いたします。
小泉八雲記念館近くでいただきました。

出雲そばは、のど越しを楽しむそばではなく、
よく噛んで腰の強さ、豊かな香りを楽しみます。
また、香りを楽しむそばなので山葵は使われてません。
つなぎは使われてないので二八そばに比べると伸びやすいので、早く食べるのがコツです。
出雲そばは、甘皮まで挽き込むので甘皮の色がそばの色になるので、
灰緑色をしてます。(写真じゃわかり辛いかな?)
続いて、ホテルでの朝食。
しじみのしぐれ煮、しじみのみそ汁、あごの野点、あご団子の葛煮、
千両なすのサラダ・・・
ホテルの朝食だったんですが、宍道湖で獲れたしじみが
ふんだんに使われてました。
そう、肝臓にも非常によいしじみです。
ちなみにあごとは、トビウオのことです。
海の幸がいっぱいの海鮮丼。
境港や浜田港から、獲れとれピチピチの海のものがてんこもりです!
これぞメタボ魚!島根ブランド『のどくろ』です。
深海魚のためお顔はいまいちですが(笑)白身魚のくせに、脂ノリノリ♪脂肪率25%。
お口の中でとろ~り溶けます


浜田近海で獲れるのが一番美味しいらしいです。
メタボの要因は、深海のプランクトンや小エビの食べ過ぎだそうですw。
あとは、そうそう、島根と言えばお茶でも有名ですね。
中国四国地域では高知県に次ぐ生産高だそうです。
煎が効くから、二番でも三番茶でも美味しいそう。
それで今回いただいたのが・・・
松江城のお堀をながめながら、ゆったりランチでいただきました。

茶の花を入れて煮出した番茶を茶せんで泡立てる時に『ぼてぼて』と音がすることから、
この名前が付けられたそうです。
おこわ、煮豆、刻んだ高野豆腐、お漬物を
泡立てた煎茶の中にいれていただきまーす!
あと、ティータイムにいただいたお茶菓子とお抹茶
松江のお茶の消費量は全国平均の5倍。
一世帯あたりの和菓子購買量は、なんと日本一で全国平均の1.5倍といわれ、
京都、金沢とならぶ和菓子処だそうです。
かわいい和菓子のディスプレイもありました

で、最後にもう一つ、島根の出雲名物・・・
疲れた頭に糖分補給ということで、いただきました。
お味は関西で食すのとあまり変わらないかなぁ?
島根には、ぜんざい学会なるものもあります。

出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、
このとき出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。
そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」です。
その「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」、
さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われています。
島根に訪れた際は、一度ご賞味あれ!
神降りる国の島根。
どこもかしこも神々しさが漂ってました。
宍道湖に沈む夕日は、本当に美しくて心洗われる感じがしました。



