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【今日のひとこと】
(2024年6月現在)
「高級住宅地マダムあるある:挨拶ができない」
先日、所用でパリに隣接する高級住宅地ヌイイに出かけた時のこと。
この辺の住宅街はパリ市内に比べて緑が多く、閑静な住宅地という様相だが
周辺はメトロがなかったり、遠かったり、バスしか交通手段がない場所も多く
不便な一面もある。
その日、バス停でパリ中心行のバスを待ってたら、
先に待っていた、住民らしい身なりのいい年配マダムが
私の頭からつま先まで一通り凝視する。
バスがなかなか来ないので苛立つマダム、
そんな時ははけ口を与えてあげるのが一番、そこで
「長く待たれてるんですか?」
と切り出すと、堰を切ったようにパリ交通への文句が飛び出す。
私も彼女に同調しつつ
「今はオリンピックでどこも工事だから市内は渋滞で遅れてるんですよ」
と返すと
「バスの給料は私達の税金で払ってるのよ。
私はね、ハイクラスな仕事をしてたの。
金持ちの人が周りにたくさん、だから私は税金もいっぱい払ってるの。
なのにその見返りがうんたらかんたら・・・・」
この返し↑だけでこのマダム、いかに俗物かわかるというもの。
自分の仕事にハイクラス(仏語でHaut Gammeと言ってた)もなにも
自分で言うな、と、、、
それにどんな仕事も尊いもの・・・
多少にかかわらず、みんな税金払ってるよ・・・
怒れるマダムの鬱憤を聞いてあげつつ、私も
「仕方ないですよ、それがフランスですから」
と、鉄板の返しでなだめる。
フランスの現状に興ざめしている、古き良き時代を知るフランス人には
これ言われるとぐうの音も出ない。
そのうちバスが到着。
別れ際にマダムに「ボン・ジュルネ/良い一日を」と声をかけた。
見知らぬ人とのひと時の会話でも、それが通例の礼儀。
そして相手も同様に「ボンジュルネ」などの返事を返すのが常識的な礼儀だが
彼女は返事を返さぬままバスに向かった。
バスに乗る際、運転士に向かって怒りを矢継ぎ早にぶつけるマダム、
すると運転士が彼女をなだめながらひとこと
「マダム、マダム、まずは挨拶が先でしょ。」
ボンジュールもボンジュルネも言えないマダム、
パリマダム監修「高級住宅地俗物住人あるある辞典」
にまたひとつネタが増えた。
フランスの日常生活と仏国内外の旅行から
それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。
現在は外国旅行記事は休止、仏国内の生活・旅行記事のみになります。
フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、
近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。
現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく
しばらく月・水・金の週3で更新しています。
春の日本旅行から帰国後、
8月第一週の平日、ノルマンディの避暑地カブールの別荘に滞在中の
私達の友人で雑誌編集長のJから電話があり、
金曜日から2泊3日で別荘に泊まりに来ないか、とのお誘いを受け
週末2泊3日の滞在となりました。
2日目は朝から隣町のDiveを散策、
この週末行われていたノルマンディ征服のお祭りを楽しんだ後、
夕方から別荘の近隣住民とディナーパーティを満喫。
パーティが終わりテラスに静けさが戻ると、
沈みゆく太陽がさらにロマンチックに輝きます。
太陽は地平線の彼方へ消えてゆき
そして夜、海を舞台に花火大会が始まりました。
私達も外に出て海岸まで散歩し花火を楽しみました。
デジカメなのできれいに撮れないので
比較的ましな撮影写真だけご紹介↓
夜はゆっくり休んで翌朝です。
朝はパンとコーヒーなど朝食をいただきましたが、
私は紅茶だけ。朝はあまり食べないのです。
そして昼食。まずはアペロの北仏ビールで
私はオレンジジュースとおつまみ各種
アントレ 「ムール貝のスープ」
これにグリルパンを入れて
↑これがとても美味しかったです。
メイン 「鴨肉のロースト+ポテトグリル」
↑前日マルシェで買った鴨肉をMがオーブンで調理したもの。
これもコッテリ美味でした。
デザート 「マルシェの苺」
これにサワークリームをつけて↓
ノルマンディの海を満喫でき、ゆっくり羽を伸ばせた2泊3日のバカンスでした。
やはり海はいいですね。日本の海を思い出します。
J&Mはもっといて欲しそうだったけど、
ランチ後少し休んだ後は、2人の感謝しつつ午後早々に別荘を後にしました。
道中、Lisieuxの有名な修道院を遠目に通り過ぎ
Eure県に入りEvreuxの教会を通り過ぎ
パリ郊外の自宅にゆっくり到着。
なんだか夏休みを一気に楽しんだ感じですが私達の夏休みはまだまだ先。
次回の週末お出かけもお楽しみに・・・・・
ご清覧有難うございます。
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