近所のガーデンパーティにご招待 | パリマダムの優雅な生活

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な~んてベタなタイトルは今や都市伝説。現実は、信じられない日常の、過酷なサバイバルの日々…

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【今日のひとこと】
(2024年5月現在)

「イギリス人のマナー」

 

先週末も祝日を交えたプチ連休。
日曜日は所用で車でパリに出かけ、ブロカントを楽しんだり
昼はミシュランレストランでランチをとりました。
*日曜開いてるミシュラン店は稀少で貴重

少し離れた隣席に座った30代?の西洋人カップルは
何故か英語とフランス語の2か国語で会話。
(2人共2か国語ともに流暢。なら1か国語で話せばいいじゃん)

そのうち注文したワインボトルが彼らのテーブルに運ばれ
彼、次いで彼女が試飲。2人とも味が気に入らないらしい。
女性サービス係に文句をつけ、空けたボトルを交換してもらうことに。
サービス係(ソムリエ兼任)は困惑顔。

これ、勿論客はその権利はあるのだけど、
ワインを厳選したミシュラン店のソムリエに対しても失礼。
マナーを心得た客は店へ敬意を払い、

せっかく開けたボトルの交換要求などせず
静かに注がれたワインを嗜むのが、節度ある大人の態度。

 

*東京の学生時代、吉田元首相が愛したという老舗フレンチ店で
同席した友人が
ムートン・ロットシルトのワイン(当時で3万円ほど)をボトルで注文。
ソムリエに注いでもらった時、コルクのかけらがポロポロ出てきたけど、
せっかく開けたワイン、換えてとは言えなかった。招待された身だし、、、

で、この大胆不敵なカップル、
上記一連の行動から、恐らくパリ在住の英国人カップルと思われる。
何故英国人か?

ブリティッシュ英語を話してた、ってのもあるけど

英国人のスノッブって、「やらしい」「鼻につく」のが多いのよ。

 

*拙ブログのプロフィールにある肖像写真を撮ってくれた、
東大卒のプロのカメラマンから聞いた話で
彼ら夫婦が英国オックスフォード郊外の有名フレンチ店で食事した時、
隣席の若いカップルは、上記と同じくワインボトルの交換を要求し、
別の隣席の老夫婦は、ソムリエがテーブルでワインを注ごうとしたら、
老紳士がその手を制止し、
鞄から自宅で愛用しているカラフ(ワインピッチャー)を取り出し、
「これに注いでくれんかね」だと。

チーンうわっ 鼻につくわ~~

なんか、ムダにスノッブ、洗練さがないのよね、英国流スノッブは・・・
ここで言う「洗練さ」とは「他者への思いやり」。

*英国留学時代に通った2つの大学院のうち、
2つ目の大学院はこんなヤラシイスノッブがわんさかいる
坊ちゃん嬢ちゃん系某名門大学だったので、
このテのエピソードはあまたあります。

 

あと、この店のソムリエ、肌が褐色系の方だったのだけど
まさか人種差別もからんでる?
女性だったから男女差別も絡んでる?
これも英国スノッブあるあるだから、、、

まわりの日仏の友人知人の中には、本物の上流系も何人かいますが、
真にノーブルな人は、自然とその所作や言動に品格が醸し出て
決して人を不快にさせないもの。

あ、私は一般ピーポーですが、スノビズムは嫌いではありません。
個人的にスノビズムは、舞台装置の一環として楽しんでますが
決してマウントとるための装置ではなく、
人を不快にさせてはいけない、と心得ています。

ただ、全般的にスノッブ嫌いが多いフランス人曰く、
「いや、スノッブはマウントとるんだよ、どーしても」
と反論しますが、そーかしら??
マウントとられた、と思う側の心持ちの問題では?

上記のカップルのスノッブな行為は、マウントとってはないけど?
ソムリエを不快にさせ、混んでる店内で余計な時間を取らせ迷惑、
これはやっぱりマナー違反ですね。

 

 

 

フランスの日常生活と仏国内外の旅行から

それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。

現在は外国旅行記事は休止、仏国内の生活・旅行記事のみになります。

フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、

近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。

現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく

しばらく月・水・金の週3で更新しています。

 

 

 

春の日本旅行から帰国後、

7月中旬、ご近所に住むJ&Dご夫妻を我が家のディナーにご招待したばかりですが、

その翌日、彼らの自宅で友人たちを招待して行われた

ガーデンパーティに招待されました。昨日の今日の突然のご招待です!

 

突然で準備もなく、スーパーで買って自分に好評だった薔薇の鉢を

今度はピンクのを買って手土産にしました。↓

 

 

 

 

私達の隣人のご夫婦もいました。

 

アペロパーティというから、軽いおつまみにお酒、というイメージでしたが、

なんと、次から次へとメニューが出てきて、

ホテルのビュッフェのような、かつてないほどゴージャスなアペロタイムとなり、

最後にはお腹一杯になりました。ご主人のJも料理が得意で

勿論、全てJとDの手作りです。出来合いではありません。

 

そんなアペロのスタートは、サーモンのクリームチーズとサラダの手巻きサンドから

 

 

 

 

あっと言う間にテーブルにゾロゾロ出てきました。

 

 

 

 

手作りパイのタワー。ベーコンポテトとかハムなど

 

 

 

 

チーズ巻パイ

 

 

 

 

魚すり身の天ぷら

 

 

 

 

メロン+トマト+生ハムの串

 

 

 

 

プチパイ、サンドイッチ各種

 

 

 

 

ご近所さんは私達の他に2カップル、奥のカップルは

J&Dの隣人カップルの友人夫妻とか。

皆さん気さくな方々ばかり

 

 

 

 

アペロはまだまだ続きます。

メロン

 

 

 

 

プチパイ包み

 

 

 

 

トマトとモッツァレラのサラダとアボガドサラダ

 

 

 

 

鶏肉のゴマ風味

 

 

 

 

この辺で十分お腹は膨らむのですが、

まだまだ食事は続きます。

今度はまるでアペロのメインとも言うべき、鍋物が出てきました。

 

 

 

 

蓋を開けると、チキンのエスニック煮込み

 

 

 

 

続いてクスクス風小鍋が登場。

 

 

 

 

蓋を開けると、野菜とパスタの蒸し焼き

 

 

 

 

招待客の一人でJ&Dの隣人夫妻が持参したカラフルなサラダも登場。

このマダムはお料理教室も開くブラジル人女性。料理のプロです。

 

 

 

 

続いてクスクスサラダ

 

 

 

 

そしてJ&Dのお国マルティニクの名物料理、ブダンのアンティーユ風が登場。

 

 

 

 

美味しいのですが、皆さんもう食べられませ~ん状態。

おしゃべりと笑いに包まれて

この辺で、J&Dの隣人のブラジル人夫人のお子様2人(大学生と高校生)も参加。

 

いよいよデザートタイムの始まりです。

自家製のティラミスとラズベリーアイス。これも手作りです!

 

 


 

 

そして料理得意なご主人Jが作った手作りケーキが登場。

自身で切り分けます。

ラム酒が利いたバタークリームケーキ、と言う感じで、

スポンジも柔らかく美味しいケーキでした。

 

 


 

↑余談ですが、この偶然のフォトショット、

ブログのカーソルを上下に動かしながら見ると、

ケーキが回転しているように見えます。

 

 

 

しばらく談笑していると、庭の光に刺激されたか、

大きなハリネズミが庭に現れました。(夜なので望遠があまり効果なし)

 

夜中過ぎまで談笑は続き、楽しいひと時を過ごしました。

帰りには皆さんにお持ち帰りを勧められていただいてきました。

 

 

↑このブダンも美味しかったけど、長期保存は難しいので

残念ながら、結局全部は食べれませんでした。

スイーツは別腹。こちらのケーキは全部いただきました。

 

アペロパーティとはいえ、ホテルのビュッフェ並のゴージャスさでした。

他の招待客も感動して、こんな豪勢なおもてなしだと

「我が家にご招待する時、どんな料理でもてなしていいのか迷うわ」

などと言う人もいました。

 

天気のいいこの時期、次回もまたご招待シリーズです。

お楽しみに・・・・

 

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