海外にいると、勉強はそこそこに様々な経験をさせたくなりますよね。
それは人との会話や、交渉術など様々。
日本ではお受験が主流な事もあり、とにかく何かしらやらせてしまう傾向にあります。韓国でも中国でも、これはアジアでは一緒かもしれません。
アジアだと母国語が英語ではないという所から英語への必要性は高まるからかもしれません。と言っても、日本は英語よりも国内の受験のが一般的です。
我が家はどちらかというと、基本あまり勉強をやっていない家庭ではあるかと思います。
ですが、やはりこれをやらなくちゃしなくちゃと思ってしまうのも反省点です。
海外での息子を見ていると、全く人に話しかけない息子が自ら話しかけて解決、交渉をしているのを見て本当の生きる術ってこういう事なのではなかろうかと思いました。
人から話しかけられる事が多い
これは一つのレジの風景です。
息子が自分の買い物に行きました。
店員さんは私ではなく、息子に話しかけます。買い物したものを開封してすぐに使いたいと息子が言った所、あーでもないこーでもないと息子も入れて英語で会話をしていました。
タイの教育はすごい
娘さんがなんと息子と同じ歳の同じ月生まれ
子供達も同じ学年では大きいタイプなので、話が盛り上がりました。
この娘ちゃん、英語、タイ語、中国語が流暢。インターでも私立でもない。公立の小学校に通っていると言っていました。
息子とは英語で会話をし、私とは中国語で会話。
タイでは英語で授業を行う科目も多く、また第3言語として中国語も必修科目と言っていました。(娘ちゃんの学校がそうなのかもしれません)
この娘ちゃんの意識の高さもありますが、娘ちゃんのお母さん曰く、周りはみんなそう。学校でやっているからとの事です。
日本では英語も中国語も必修ではないの?と聞かれましたが、必修ではないと伝えました。
こう言ったところで国際化の流れが日本は遅れていると実感する事が多いですね。
屋台や市場での交渉術
屋台や市場をぶらぶらしていて気にいるものは息子が【How much】と聞いて値段交渉していきます。
値段交渉の仕方も特殊なので息子には駆け引きが必要だと説明をしました。
例えば
800バーツとふっかけられてくるので、その半額から始めようとか。
自分が本当に欲しいものはいくらなら出せると思った時点でそれより安い額から交渉を始めよう。
とアドバイスしました。
初めは恐々としていたものも、自ら交渉して何個か購入に成功していました
将来はこの経験が役立つと思うので、良い経験を毎日していました。
とにかく人と話すんだとアドバイスされる
宝石市場のインド人にもホテルの部屋の隣に宿泊していたインド人とも仲良くなり、タイにいながらもインドの影響が少なからず多かった今回の旅行。
息子はインド人慣れもしているので、インド人に話しかけられても臆する事なく話します。
私は巻き舌すぎてわからない事は息子が通訳してくれる事も多かったです。成長を感じますね
みんながみんな大人みんなが子供を育てると言った気持ちが強いので、私と話すのではなく、息子を1人の人間としてきちんと話してくれます。
・子供の時から自分の意見を大切にしろ
・直感の良いものを信じろ
・相手を信じながらも、ビジネスでは必ず駆け引きしろ
・良いものにお金をかけろ
・机の上の勉強より、自分より大人の頭の良い人と話せ
・足を引っ張る友達なんか要らない
・家族を大切にしろ
・今の恵まれた環境を維持するには自分がそれ以上のものを作って稼げ
とアドバイスされていました。
息子はなぜ、日本ではこうやってきちんと話してくれる大人が周りにいないのか?と嘆いていました。
先生でもだれでもみんな疲れていて、とりあえずその日終われば良いと思っている感じがすると言っています。
海外が良いと言う訳ではなく、結局、その人がどこで居心地さを感じるか?だと私は考えます。
結局、人間はどこでも良い人や悪い人がいる。
日本に合わなければ出れば良い話だけで…
私は日本嫌いだと思われていますが、嫌いではありません。好きだからこそ欠点を指摘しています。
良い国になって欲しいからこそ、どうしてここまで日本の政治や日本の国民が自国を愛さないのかわからないのですよ。
息子は最近は日本人として何ができるか?を考えています。外国に行くようになり、自分の環境で何が足りないのかを実感もしたようです。
机の上の勉強も大切だけれども、それよりも大切な事がたくさんある。
人と話し経験する。色々な人がいる事をする。
様々な考え方をするようになる。
ルールだからこれはダメなんだよ
ではなくて、
なぜそのルールは作られて、ダメにならないようにするにはどうしたらよいか?
そこを考えられる人になりたいと最近はよく言っています。
たくさんの人から学べる海外旅行
これが息子にとっての1番の勉強方法です