ロンドンでエステティクを
学んでいた当時、研修で働いた
小さなエステサロン。
Notting Hill Gateにあって、
ルーマニア人のオーナーの
Lucyと2人で忙しく働いて
いた。
ある日、サロンの常連のお客さん
が話しかけてきて
「みゆき。私、明日テレビに出るの。」
「そうなの!どうして?」
「私、歌手なの。」
「???」
「クランベリーズって知らないの?」
「今、チャートにも入っているのよ。」
「明日の特集をテレビで見てね。」
「私、テレビないの。ごめん。。。」
ベリーショートヘアで小麦色の肌。
ショートパンツにヘソ出しルック。
そしてタトゥー。その当時の
歌手としての彼女は知らなかっ
たけど、外見からは、想像でき
ないほど優しくて繊細な人。
「当時は、もうすぐ結婚式を挙げるの。」
ととても幸せそうだった。
何十年経っても思い出す彼女のこと。
胸が詰まる思い。
どうぞ安らかに。
フィレンツェから電車で1時間30分
シエナにやって来ました。
この街は、フィレンツェと同じ位の
面積ですが、人口は約 1/7 です。
年に2回開催される競馬のお祭りは
、有名ですが8月に終わって
いるので、人混みも少ないかな?
と期待してやって来ました。
歴史地区は世界遺産にも登録されて
いて、素晴らしい街です。
端っこからスタート。まだ朝なので
人も疎らで空気も澄んでいます。
ジャズの愛好家が多い街なのでしょう。
まだ朝早いので閉まっていますが
ワインのテイスティングや食事が
出来ます。
市街に行きそうなバスに乗って🚌
サン・ドメニコ教会に着きました。
イタリアは素晴らしい彫刻の
オンパレード。凄いな。
撮影禁止の所もあるので
伝わりにくですが、天井画や
壁画など眼を奪われる物に
吸い込まれるようにあたりにを
観て周ります。
とのコントラストも印象的。
そして、この教会は聖カタリナ
の礼拝堂でも有名です。(禁撮影)
少し歩くと聖カタリナの家があります。
柱とアーチの配列が美しい建物。
後ろに少しだけドメニコ教会が
見えます。
ミラノから電車で1時間40分。
フィレンツェの街に到着。
2度目なので、今回はウフィツィ
美術館を訪れるだけの半日滞在です。
美術館に行く道の途中に「サン・ロ
レンツォ聖堂」4世紀くらいから存在
する旧い聖堂。後ろのドーム型の
屋根はメディチ家の礼拝堂。
フォーレ大聖堂」いきなり現れる
華やかな建物に息を呑む感じですが
人混みも半端ないです。
の建物。緑の石を使っているのは
イタリアの特徴らしいです。
大き過ぎて写真に収まりません😂
いよいよ目的のウフィツィ美術館
に到着。ヴェッキオ宮殿の隣です。
前もって12時30分予約していま
したが、予約列に並びチケット
を貰います。入館までは20分く
らいかかりました。
好きな作品を選んでゆっくり
見た方が良さそうです。
こちらは、ジョット(Giotto)。
「荘厳の聖母」
八角形の部屋に置かれていますが
部屋に入る事は出来ず、遠くから
眺めるだけです。
デストレとその妹」
ヘンリー4世の愛人だったガブリエル・
デストレを描いたシリーズ。
もっと有名な絵はルーヴル美術館に
ありますが、これも好きです。
ミラノの観光でおすすされた
スフォルツェスコ城。
ヴィスコンティ家のお城を15世紀に
ミラノ公爵のフランチェスコ・スフ
ォルツァが改築したもの。
中には古美術館、絵画館、
アンティーク家具博物館など
いくつもの美術館があり、一日中
のんびりしても飽きない場所。
特に古美術館では日本語の解説が
充実していたので、じっくり観て
いたらあっという間に時間が過
ぎていました。
一旦、お城を出てお昼を食べに
ブレラ通り(小洒落たお店がある
らしい)へ向かいました。
イカ墨にイカ、トマト、ズッキー
ニの花🌼のパスタを注文。
めったに食べらないズッキーニ
の花の食感に感激。美味しい
パスタでした。
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
を覗いて見ました。
最近は、どこへ行っても似たような
お店があるので感激が薄れてしまい
ますが。。。
ひとつ、イタリアならではの
花菖蒲の根茎 (rhizome)使った
石鹸スクラブがありました。
街行く女性とすれ違った時に
フランスではあまり香った
事のない香りを感じました。
石鹸のように爽やかだけど
少し粉っぽい香水の香り。
イタリアの花菖蒲の根茎
(rhizome)は香水の原料と
使われます。
なので、その香りだったのかな?
夕暮れ時に、再びスフォルツェス
コ城に戻って最後の締め。。。
ミケランジェロの最後の作品
となった「ロンダニーニのピエタ」
ミラノのナヴィリオ地区は
運河の両側に、カフェやバーが
立ち並び夕方から賑わって来ます。
レストランもいくつかありますが、
食事というよりは、お酒を飲んで
楽しく過ごすエリアという感じ
です。
ギャラリー、アーティストの
アトリエもあります。
お菓子屋さん。下町っぽいです。
こちらは昔ながらのジェラート屋さん。
コーンカップで埋め尽くされて
います。ジェラートは昔の製法で
味はさっぱり。
あり、ドゥオモ大聖堂の建設の
際に大理石を運ぶ手段としても活躍
したそう。運河のシステムにレオ
ナルド・ダヴィンチが関わった事は
有名です。
ほとんどの運河が埋め立てら
れてた中で、まだその当時の名残
りがあるナヴィリオ地区は夕方の
散歩におすすめです。