モロッコのホテル&SPA☆1(SPA編) | スパ・コンサルタント和泉美由起のパリ・東京ライフ

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スパやエステティックが大好きな人のために、世界のスパ情報をお届けします。

前回にひきつづき、ホテルKsar Char Bagh 今回は、スパを


ご紹介します。まず、モロッコといえば、ハマムが有名です。こ


のハマムは、トルコ式蒸し風呂。スチームサウナのようなもの。


さっそく、本場のハマムを体験。まず、担当の当の技術者(以


「サラ」と呼ぶ)の指示に従って、ハマムへ入ると、室内は


薄暗く、全面が大理石の豪華なつくり。六角形の浅い浴槽の


ようなものが、数箇所にある。しかし、この中にはわずかの水


あるだけ。湿気のためと思われる。さて、ほのかに温かい


正方形の石台の上に、全裸で仰向けに。(けっこう恥ずかしい)


サラが全身にサボンノワール(黒オリーブの練り状の石鹸)を


塗ってくれると、ユーカリの香りが、のどや鼻の通りをさわや


かに。ここで、っと汗をかくまで10分程。室の温度は


思ったより低く、体感で40℃くい。



10分後、あまり汗は出ていない。ズボンの裾をまくりあげた、


サラやって来て、洗面器でお湯を体に掛けて、石鹸を


洗い流してくれる。次に韓国あかすりのグローブで、肌をゴシ


ゴシこすり始めた。まるで、お風呂場のタイル掃除をするかの


ように、鼻歌を歌いながらゴシシ。胸やお尻の丸みも全く


して、直線でゴシゴシ。おかげで、肌はつるつるに。 でも、


が冷めて少し寒い。日本人はやはり、お風呂に浸かりたい。



さて、ハマムの次はアロママッサージ。この時期、スパはかな


り忙しいしい。30分のマッサージしか取れなかった。でも、


マッサージをしてくれたのは、とても大柄な女性で、手も大きい!!!


彼女のらせん軽擦4回は長160cmの私の裏面全体をマッサ


ージできるほど。。。しかし、小柄な女性のマッサージは慣れてい


ないらしい。有り余るほど加減だ。でも、30分で見事に全身


&ヘッドマッサージをこなしてくれた。細かいことはともかく、旅の


疲れがとれたことは間違いない。




スパの入り口には歓迎のバラの花びら。




着替え&リラクセーションスペース。

施術後はミントティのサービスがあります。




スパ内のスリッパは、先端のとがったモロッコ風。

上質のコットンを使用しています。



ハマム内の様子。


 向かって左がサボンノワール(黒オリーブの

 石鹸)中心の赤は、装飾のバラのつぼみ。




キャビン内はいたってシンプル。




ホテルのブティックで販売しているオリジナル商品。

どれも、提携のハーブ園に特注した良質のアロマ

製品。左から緑茶の石鹸・アンバーの石鹸・

レモンバーベナーのバスオイル・ミントのシャンプー

・ヘアコンディショナー