パリの観光地区は年中無休で毎日深夜24時まで営業可能となる? | Esprit de Paris 人生は旅

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パリの観光地区は年中無休で毎日深夜24時まで営業可能となる?

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フランスは、
レストラン・パン屋さん等の食料関係等を除いて、
キリスト教の休息日である日曜日は基本的に営業禁止。

年に数回の日曜営業許可日を除き、
法律に反して、日曜日や深夜営業していた企業は、
(シャンゼリゼのVirgin MegasotreやMonoprixとか・・IKEAとか・・・・)
違法告訴され、政府に罰金を払ったりとか・・・してました。

ところが、
若い経済大臣 エマニュエル・マクロンEmmanuel MACRONが
マクロン法Loi Macronすなわち経済発展のための法律を
2014年末に議会に提出、可決されこの度やっと執行にこぎつけました。


そのマクロン法の中で観光客にも関係ありそうなのが、
この日曜日の営業についての法制・・・

国際観光地パリがいつまでも日曜日営業禁止なのは、
経済発展にとって、足かせになる・・・という見解により、

晴れて、


先週の日曜日10/19、
パリの国際観光指定12地区+主要駅
ニース・カンヌ等の地方都市の観光地区において、

営業禁止だった日曜日も含めて、
毎日深夜24時まで、営業可能となりました。

観光客や、一般消費者にとっては、
日曜日もお買い物できるなんて、夢のよう・・・
便利になって嬉しい万歳万歳 



各新聞社発表の地図に多少ばらつきがあったので、
経済省政府発表の地図↓を参照。

なんか、年初発表の地図から比較すると、
地区が拡がったり、最終的に狭まったり・・・?

いろいろと思惑があって、とても線引きが微妙だったらしい。


11人以下の会社は従業員の半分以上の賛同が必要、
日曜日の子供預かり費用や21-23時は2倍の給料を保証、
等々の規制があっても、
実際働く人たちには大変で 労働組合の反発もある !!!!

パリのAnne Hidalgo市長もショッピングセンター・大企業優遇に反発している !!!

今後の展開は???


経済省のサイト参照しました。↓
http://www.economie.gouv.fr/creation-des-zones-touristiques-internationales-a-paris


パリの12地区とは、
①レアール地区
②サントノーレ・バンドーム地区
③マレ・サンルイ島地区
④日本人街やデパートがあるオペラ・オスマン地区
⑤シャンゼリゼ地区
⑥国際会議場周辺マイヨー・テルヌ地区
⑦モンマルトル地区
⑧サンジェルマン地区
⑨モンパルナス駅周辺レンヌ地区
⑩15区高層ビルショッピングセンター街のボーグルネル地区
⑪13区中華街・ショッピングセンター街のオランピアド地区
⑫12区13区ベルシーショッピングセンター街のサンテミリオン・ミッテラン図書館地区

  
①レアール地区↑       ②サントノーレ・バンドーム地区↑
   
③マレ・サンルイ島地区↑ ④日本人街もあるデパート街のオペラ・オスマン地区↑ 
⑤シャンゼリゼ地区↑ ⑥国際会議場周辺マイヨー・テルヌ地区↑
   
⑦モンマルトル地区↑  ⑧サンジェルマン地区↑ 
 
⑨モンパルナス駅周辺レンヌ地区↑⑩15区ショッピングセンター街のボーグルネル地区↑
 
⑪13区中華街のオランピアド地区↑ ⑫12区13区ベルシー街サンテミリオン・図書館地区↑