すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り -11ページ目

すまいのレシピ【すまレピ】 パリ便り

【フランス】パリの最新インテリア、インテリアアイテム、家具、インテリアコーディネートからパリの日常まで、現地特派員が様々な情報をお届けします♪

フランスは、とにかく西に向かえば海がある!西に向かう電車の終点で降りればそこは海。

ノルマンディー地方のDieppe(ディエップ)に上陸作戦決行です。

 

Dieppeはパリから途中電車を乗り換え二時間半。電車代は日本円にして、ひとり往復5000円程度。週末の気分転換プチ遠足には丁度いい距離感です。

 

秋にはニシンと帆立祭りが開催されるほどの水揚げを誇る漁港を擁するだけあっておいしいものあり。
イギリスまで海峡を渡って4時間の大型フェリーが接岸できる港もあり。
港だけでなく、ノルマンディーの海は冷たくはあるけれど、のんびりできる海岸あり。

高台にのぼってのピクニックは、フランスで一番のマルシェで買ったりんごのお酒シードルや、ハートの形をしたチーズ、ヌフシャテルで乾杯。

お好きな方は、カジノもあります。

そして古くは百年戦争から第二次世界大戦まで、戦いの歴史がある街でもあります。

  

そしてこんなのんびりした風景ではありますが、バカンスを迎えてフランスは公共の屋内ではマスク必着になりました。

いつもは電車の中でお弁当を広げるところですが、今年ばかりはマスクの端をちょっと持ち上げて、水分補給をする程度。

国境を超えての休暇も控えて、私達の過ごし方と同様、近しい人と近場に出かけるのが主流のようです。

 

やっとパリも気温30度の、正しい夏日がやってきました。夏の太陽は嬉しいけれど、炎天下は一駅歩くのも危険です。

 

パリ市内には現在41か所(うち炭酸水9か所)の飲料水ポイントが設置されています。ペットボトル持参で汲みに来る人あり、通りがかりに自分のタンブラーに入れる人あり。

カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどの含有基準値と、この場所で汲める飲料水の含有量が併せて表示がされています。ちなみにパリは、水道水を飲んでも一応安全であるという事になっていますが、ペットボトルのミネラルウォーターを購入している人は依然少なくはないようです。

 

手をかざすと自動的に水が出てくるようになっています。アッチアチのなかを歩いていたので、手を冷やすだけでもホッとします。

 

パリ市の水道局が2015年から約2億4000万円の予算をかけたこのプロジェクト。環境問題だけでなく、熱中症対策にも生かしたいところです。

外出制限が緩和されて約一ヶ月、やっと美容室に行けました!

 

万全の体制で迎えられた美容室。まず入店と同時にアルコールで消毒。荷物や上着は、自分の手でロッカーにしまいます。

 

シャンプー時からは、マスクをサージカルテープで鼻筋と頬骨合計3箇所に固定。美容師さんはマスクかマスク+フェイスガードを常に着用です。

 

ちなみにこの美容室は、通常最大6人が同時に施術を行うことができますが、美容師さんを合わせて店内は最大人数4人になるようにしているそうです。


私の場合は前髪とサイドを整える際にはマスクが邪魔になるので、用意された滅菌ガーゼで鼻と口をおさえるように指導をいただきました。

 

もちろんシャンプー台や施術台も毎回消毒をされていました。

お茶やコーヒーはセルフ、雑誌もなし、美容師さんとのおしゃべりも最小限と、「不要不急」のことは全てカットですが、それでも気分はとても開放的に。緊張感を強いられる現場の美容師の方々に、改めて感謝です。

 

 

駅には「みんなの健康を守るために」の、注意喚起ステッカー。 

お店の中、公共交通機関を使うときにはほぼ全ての人がマスクをしているように思えます。
まだまだ閉まっている駅も多いですが、メトロもほぼ通常運行になってきました(電気の点灯していない駅は閉鎖中です)。

 

 

が、まだマスクに慣れないフランス社会。今度はマスクのポイ捨て問題が勃発しています。
「使い捨て」のマスク、ゴム手袋、鼻をかんだティッシュはゴミ箱へ捨てるように促されていますが、それでも道端に捨てられているものを見ない日はないです。

 

 

アルコールジェルに関しては、フランス人も使い慣れているのでお手のもの。

メトロ構内にもアルコールジェルは設置されていますが、大きな駅ではアルコールジェルタンクを担いだ係員がみんなの手のひらにプシュ。このプシュっとしてくれるアルコールジェル、最初はいい香りに思えるのですが、いつまでたっても独特の香料の匂いが取れない厄介なものでもあります。私はできるだけ、自前のジェルでプシュッ。

 

今までフランスの文化になかった「マスク」。

ブティックにはワックス地や革のマスクがあったり、街往く人を見る限り、どうやら使い捨てのマスクの上に重ねてお洒落をしている様子です。

どちらも通気性はほぼ無いと思われますが、ファッションウィークも近いことだし「おしゃれは我慢」なのかしら。

 

 

スーパーや薬局などの入り口には、このようなセンサー式のアルコールジェルがかなり普及してきました。

手をかざすとピュッと適量出てきます。

 

お花屋さんのアルコールジェルは手動式ですが、苔むした木の幹にちょっと無骨な金具をあわせて、フランス人が好きな「ブリコラージュ」の雰囲気。

 

 

フランスって、非常時こそ小さな遊び心を見せて「余裕だぜ」って顔をするときがあるなあと思います。そしてそれがたまに、頼もしくもあります。