先週〜今週は、
○新しい職場でのオリエンテーション
○今の職場の残務処理
○お別れと撤退
などなど忙しい週でした。





○新しい職場でのオリエンテーション


新しい勤務校は肢体不自由の支援学校です。



肢体不自由と言っても、

①車椅子なだけで公立校と変わらない勉強をしている子どものクラス

②車椅子+知的障害で、その子の実態に合わせた勉強をしている子どものクラス

③車椅子+重度知的障害+医ケア(経管栄養やら酸素のチューブやら痰の吸引やら色々必要)で、まずは命の安全を確保してから活動するかどうか考えましょう的な子どものクラス

と、かなり幅広い感じです。





私は③のクラスになりました。
プレッシャーがヤバい。





異動したてだからか、担任ではなく副担任からスタートという温情?措置です。

それでも、命を預かってる感が半端ないです。





もちろん、今までも他所のご家庭の大事な大事なお子様の命を預かっていたわけですが。



今までは、

重度知的の子
『他害!自傷!破壊!弄便!異食!嘔吐!性的逸脱行動!脱走!強度行動障害!元気すぎギャオー!』

軽度知的の子
『過適応!認知の歪み!被害妄想! 強すぎるマイルール!LINE・ネットトラブル!不純異性交遊!援交パパ活!軽犯罪・性犯罪!地を這う自己肯定感!DBDマーチどっかーん!』

※知的ある子がみんなこうだという意味ではありません。
特に困難な少数派ケースのことを言っています。

みたいなクラスを持つことが主でした。





なので、"命を預かる"と言っても

今まで
→やんちゃすぎるので、怪我人や加害者・犯罪者を出さず全員を無事に帰さなければならない
達成できないことあり

これから
→か弱すぎるので、絶対に死亡させないよう細心の注意を払わなければならない
(達成できないことは許されない)

みたいな感じで全然意味合いが違ってきます。





その学校の勤務歴のある知り合いは、
「命を預かるプレッシャーでハゲた」
と言っていました。(白目)










オリエンテーション自体は、よくある学校概要説明と事務手続きだけでした。





○今の職場の残務処理



加えて、年度末なので
・教室片付け、教室移動
・業務引き継ぎ
・新年度準備、会議
などが立て続けに入ってバタバタ状態。



忙しすぎたせいか、インフル明けてからの記憶が若干あやふやになっています。





○お別れと撤退


春休み中、私の離任を知って会いに来てくれた児童が2人いました。

激動の年度末業務の中で、ほっこり癒しの時間でした。










打って変わって、先生達とのお別れはほっこりとはいかず。

教員あるあるなのかローカルあるあるなのか…

転任・退職する時には、大量のお餞別や贈り物を頂きます。



以下、私が頂いたものです。
・学校職員の会からのお餞別(現金5千円)
・学校職員の会からのお花(デカい花束)
・学校職員の会からの贈り物(菓子折り、商品券)
・組合からのお餞別(現金3千円)
・組合からのお花(可愛いアレンジメント)
・先生方が個人的にくれた物(ハンカチ計10枚弱、コーヒーや紅茶など計20点弱、ハンドクリームやハンドソープや入浴剤など計10点弱、お菓子や食料たくさん)





…嬉しいですよ。ありがたいですよ。

でもね、これのお返し用意ミッション鬼じゃないですか?←



案の定、先週の土日はお返しの用意で時間的にも財布的にも撃沈しました。










いよいよ学校を去るという時、うちの学校では
・全員が起立
・拍手で見送る
・転退職者は一言挨拶してから職員室を去る
という気まずすぎる習慣があります。



私は
『勤務最終日は、みんなが退勤後にこっそり帰ろう』
という作戦を立て、ひっそり息を潜めて一日をやり過ごしていたのですが。



その日に限って残業の方が多く、皆さんなかなか帰らない。

帰宅後に夫に話すと、
「敢えて待ってたんじゃね?笑」
という恐ろしすぎる発言をされました。
たまたまであってほしい…。



諦めて、気まずい洗礼を受けて学校を後にしました。





インフルに罹ったせいで、離任式も出ず、職員送別会も出ずでした。

それでも、十分すぎるくらい見送って頂いたなぁと、ありがたいし感慨深い気持ちになりました。