ホンマでっかTVでお馴染みの澤口俊之先生。
澤口先生著の面白そうな本を見つけました。
息子が発達障害だった時にどうこうできると期待しているわけではないですけどね。
子育てと仕事に関して有益な情報があればなーと思って読んでみました。
脳科学の視点から見た発達障害については興味深いものがありました。
職業柄、教育学や心理学の視点からの発達障害しか知らなかったです。
また、
定型発達と同じになることを目指すのではなく、
"独特な能力(脳的個性)をもちつつ社会に適応できるように育っていく"(引用:p36)
という方針や
"発達障害の「根治・完治」は現時点では不可能"
"あくまでも「改善」です" (引用:p49)
という言い方も、
現実的で納得できる着地点だと感じました。
しかし、
"子どもの頃に虐待を受けたお母さんは自閉症スペクトラムの子どもを産む確率が高まる、というデータがあります。" (引用:p152)
という衝撃の一文もありました。
まさかなー
さすがに嘘だろーと思い、
インターネット様にお尋ねすると
"母親の幼少期の虐待経験は子どもの自閉症のリスク増加と関連する"
という題の医学論文を以下URLから発見。
まじでしたね。
〜 以下、引用 〜
※読みやすいように勝手に色変更&改行してます。
>
最も高いレベルの身体的・心理的虐待に曝された女性は、(中略)虐待経験のない女性に比べ自閉症の子どもをもつリスクが61.1パーセント上昇した。
>我々は一連の周産期要因は母親の子ども虐待経験と子の自閉症のリスクと関連づけられることを発見した。
※論文中では、
妊娠糖尿病、毒素血症、妊娠中毒症、37週以前の早産、パートナーからの虐待、妊娠中の飲酒・喫煙、過去の中絶
の割合が挙げられていました。
虐待を受けた母親は、そうでない母親と比べて全ての項目で数%上回っていました。
>
母親の子ども虐待経験とその行動的、心理的、身体的後遺症は、視床下部-下垂体-副腎(HPA)系、視床下部-下垂体-性腺系、免疫系を含む母親の生物学的システムを変えてしまっているかもしれず、そのことが子どもの自閉症のリスクを直接的に増加させているのかもしれない。
>
急性の心理社会的ストレッサーへの暴露はアンドロゲンの分泌を増加させる可能性があり、出生前に高濃度のアンドロゲンに曝されることが自閉的特性と関連することを示唆する証拠もある。
>
ストレッサーへの過剰反応性は今度は、母親と胎児のHPAや視床下部-下垂体-性腺系、免疫系機能への影響を介して胎児の発達にネガティブに影響する可能性がある。
〜 引用おわり 〜
もーほんと、
こんなところまで毒親に支配されるのどうにかしてほしい。
こんな体を作り替えるような行為を日常的にされていたのだとしたらまじで殺意です。
これでもし息子に自閉症の診断出た日には、
両親(特に母親)を一生許せないような気がします。
虐待のせいだって根拠も何も無いですけどね。
というか
うちの両親は教科書通りの綺麗な発達障害なので、遺伝的要因も強いと思います。
遺伝 & 私の体内の虐待バグ
が同時に起こっていたのだとしたらもうどーしよーもないですね。
そういえば、
他の人のブログを見ていると
毒親育ちで
自分の子が発達障害っていう人
多いような気がします…。
毒親ネタをちょいちょい投稿しているからか、おすすめの所に毒親関連のブログがヒットしやすいです。
こういうの見ると、
我が子には絶っっっ対に同じことはしないと改めて強く思います。
「躾のつもりだった」(体罰してる人に限ってそう言う)だなんてとんでもないですね。
毒親・虐待は百害あって一理なしですね。