「うちの子、いつも怒ってばっかり」と

嘆いている保護者の方はいらっしゃるのでは?

お子さまは性格だけではなく、

その成長過程によっても怒りっぽくなることがあると言われています。

そこで、なぜお子さまが怒りっぽくなるのか、

その原因や対処法についてご紹介したいと思います。

 

まずは怒りという感情を心理学で見てみると、

心理学では怒りは「感情の蓋」とよく言われるのですが、

何かの感情に蓋をするために、

その感情を隠すために怒っているといわれています。

「恥ずかしい」や「言いたくない」という場合に

怒っている人をよく見かけますよね?

まさにそれが感情に蓋をしている状態なのです。

こうすることでいやな感情を認めなくていいですし、

そこから逃げることができるからなのです。

 

お子さまの場合、「わかってほしい」「助けてほしい」という

表現方法がわからないから怒りやすくなっている面があるでしょう。

ですからお子さまが突然怒り出したときは、

何か言いたいことがあると思って対応しましょう。

「怒る前に、言いたいことをママに言ってみてごらん」と

いった言葉をかけることで、お子さまも安心して話すことができるかもしれません。

 

また、幼稚園や小学校に入ると怒りが誘発されることもありますよ。

お子さまが怒りっぽくなるのは2~7歳前後と言われていて、

例えば2・3歳はいわゆるイヤイヤ期です!

自我の芽生えにより、保護者のかたへの反発から反抗的な態度をとってしまい、

それが怒りっぽく見えている場合もありますよね。

 

また4・5歳時は幼稚園や保育園への入園、

6・7歳時は小学校への入学が怒りっぽさの原因になっていることも。

集団行動が始まり、他人と比べられる機会が増えることでストレスを感じたり、

思い通りにならないと感じたりして、

怒りっぽくなることがあるようです。

 

もちろん運動会やテストなどで優劣が決まるシーンもありますが、

そればかりではありませんよね。

例えば、誰かの洋服がかわいいとほめられたり、

お弁当が美味しそうと言われたりするだけで、

劣等感をもってしまうお子さまもいますよね。

直接自分がけなされたり、いじめられたりしているわけではないのに、

「○○ちゃんはほめられたけど、私はほめられなかった」ということで

劣等感を抱いてしまう場合もあるでしょう。

 

まずは、しっかり日頃からお子さんの様子を観察し、

話を聞くことが大事だといわれています。

頭ごなしに𠮟らずに、なにが原因で怒っているのか考えましょう。